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第371回2003年10月19日
要塞都市クエンカ(スペイン)
遺産名:
要塞都市クエンカ
Historic Walled Town of Cuenca
所在地:スペイン(Spain)
分 類:C(ii)C(v)
登録年:1996
放送日:2003年10月19日
放送回:第371回
要塞都市クエンカ
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スペイン、ラ・マンチャ。8世紀、イベリア半島はイスラーム教徒に征服され、以後何世紀にも渡りこれを取り戻そうとするキリスト教徒との戦いの場となった。キリスト教徒軍の前に立ちはだかったのが、崖の上に築かれたイスラームの難攻不落の砦、要塞都市クエンカである。
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キリスト教徒軍の兵糧責めにもイスラーム軍はびくともしなかった。彼らは羊を飼い、昼は外で放牧し、夜になると城壁の中へと入れてしまう。これに目をつけたカスティーリャ王アルフォンソは、羊の皮を被った兵士を群れの中に紛れさせ、遂に難攻不落の砦は陥落した。
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クエンカの建築を代表する「宙づりの家」。15〜16世紀、繊維産業により町の人口は爆発的に増加したが、崖の上の限られた土地にもはや余裕はなく、建物は上に伸びるしかなかった。崖の上に林立する中世の高層ビル群。クエンカの奇妙な景観はこうして誕生した。
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狭い要塞都市の中をいくつものみこしが練り歩くクエンカのセマーナ・サンタ=「聖週間」。復活祭前の一週間、キリストの受難が再現される。人々は異端審問で投獄された囚人と同じいでたちで重いみこしをかつぎ、キリストの痛みを感じ、聖母マリアの悲しみを心に刻んで一年の罪をあがなう。
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