EY
-- W -- -- --
ARCHIVE
SITE SEARCH
SITE INFO
第305回2002年06月16日
ンゴロンゴロ自然保護区(タンザニア)
遺産名:
ンゴロンゴロ自然保護区
Ngorongoro Conservation Area
所在地:タンザニア(United Republic of Tanzania)
分 類:N(ii)N(iii)N(iv)
登録年:1979
放送日:2002年06月16日
放送回:第305回
ンゴロンゴロ自然保護区
previous on air
  next on air
onair access slide


アフリカ大地溝帯の4000万年前に始まった地殻の変動は、今もアフリカの大地を、年に数ミリづつ引き裂き、そこには火山や湖・クレーターが帯状に連なる。中で最大のンゴロンゴロ・クレーターは、2400mの外輪山に囲まれ、直径およそ18km、ほぼ垂直に700m近く底へと落ち込んでいる。
photo

そこは、2万5千頭もの野生動物たちが暮らす「最後の楽園」だ。植物にはじまる食物連鎖は、一つの大きなエコロジー(生態系)のシステムをつくっている。人類の祖先も、かつてはその大自然の一員だった。私たちは、クレーターの底へと下る時、「世界の始まりに向かって、時を遡っていくように」感じる。
photo

タンザニア政府は、遊牧民マサイがンゴロンゴロで放牧することを、例外的に認めた。そこは、マサイが他の部族から守ってきた大地だからだ。牛の糞をこねて、家をつくるのは女たちの仕事。自然保護区は、野生動物と人間が一体となって共存する世紀の実験場になった。
photo

アフリカ全土で絶滅の危機にあるクロサイ。ンゴロンゴロでは、野生の姿を間近に観察できる。しかし、ンゴロンゴロでも、1960年代には100頭以上いたクロサイが、今わずかに14頭。角を売るために、密猟者に大量に殺された。2本の角は、毛の塊である。
photo

Copyright(C) 1995-2019, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.