
溶岩樹型とよばれる溶岩の造形。液体状で噴出することの多いハワイの溶岩は時に津波のように森を襲うことがある。その時に、木々にまとわりついた部分だけが冷えて固まって、木の型をとったように残っている。 |
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公園内の至る所で水蒸気が噴きあがっている。ハワイ諸島はすべて地球内部のマグマの供給口=ホットスポットの活動によりつくられた。その島々は、海洋底のプレート移動により毎年10cmづつ北西の方向に移動している。最もリゾート化の進んだオアフ島は、およそ370万年前には現在のハワイ島の付近で噴火を繰り返していたことになる。ハワイ島は現在も活動中だが、すでにホットスポットからはずれつつある。 |
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ハワイ島の次に新しいマウイ島のハレアカラ火山。1790年の噴火活動を最後に活動を停止している。ハワイ最大の直径12kmの噴火口の内部には9つのクレーターが並ぶ。山頂付近の空気は乾燥し、溶岩の土地は風化が始まっている。 |
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およそ1500年前に渡ってきたハワイの先住民たちが溶岩台地に刻んだ岩画。ハワイの数百カ所に人間や動物、魚、抽象的な図柄が残されている。しかし、その一部が海に沈みかけており、島全体の沈降を裏付けている。 |
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