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第249回2001年04月22日
ナスカおよびフマナ平原の地上絵(ペルー)
遺産名:
ナスカおよびフマナ平原の地上絵
Lines and Geoglyphs of Nasca and Pampas de Jumana
所在地:ペルー(Peru)
分 類:C(i)C(iii)C(iv)
登録年:1994
放送日:2001年04月22日
放送回:第249回
ナスカおよびフマナ平原の地上絵
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1941年、最初にナスカ地上絵の謎に本格的に取り組んだアメリカの歴史学者ポール・コソックによって広く知られるようになった、明らかに人間の手で描かれたと思われる不思議な線。砂漠の表面を覆う赤茶けた石を掘り、その下の白い砂地を露出させることで、何か巨大な模様を描いていたが、人間の目の高さからは、その全体像を把握することは不可能だった。
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ドイツ人女性学者、マリア・ライヘは、地上絵の魅力にとりつかれ、その調査と保護に生涯を捧げた。異国の砂漠でただひとり、来る日も来る日も不毛な砂漠に足を運ぶ彼女を、いつしか土地の人々は「マドレ・デ・パンパー大平原の母」と呼ぶようになった。ライへは1998年、95歳で世を去るまでナスカにとどまり、地上絵の重要性を訴え続けた。
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ナスカ文化の中心地とみられているカワチ神殿では、水乞いの儀式が行われていた痕跡がある。神官たちは雨乞いの祈りとともに、はるかな水源へとのびる線を引いた。そして、地上絵は、天空の神に捧げる巨大なディスプレイだったのではないか。現在ナスカ研究の第一人者といわれる、地元考古学者ホスェ・ランチョ氏はとなえている。
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ハチドリを代表に、猿、犬、コンドル、蜘蛛、シャチ、鯨、そして何を表現したのか全くわからない巨大な渦巻きや植物と思われる地上絵ーフマナ平原には30以上に及ぶ巨大な絵柄が刻まれている。地上絵の保護のため、現在フマナ平原は立ち入りが禁止されていて、大部分は上空からしか見ることができない。
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