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第221回2000年10月01日
ヴィガン歴史地区(フィリピン)
遺産名:
ヴィガン歴史地区
The Historic Town of Vigan
所在地:フィリピン(PHILIPPINES)
分 類:C(ii)C(iv)
登録年:1999
放送日:2000年10月01日
放送回:第221回
ヴィガン歴史地区
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16世紀、スペインはフィリピンを植民地とし、各地に都市を築きた。その後の災害や戦争でその多くが破壊されたが、ヴィガンはその姿を奇跡的に、今に残している。そのヨーロッパ風の町並みは、フィリピンであることを忘れてしまうほどだ。
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ヴィガンの町並みで特徴的なのは、バハイナバトと呼ばれる住宅建築。スペイン人神父が先住民の高床式住居にヒントを得て、考案したといわれている。一階が石造り、二階が木造で居住スぺースは二階に置かれ、大雨や地震に耐え、暑さや湿気にも対応した住まいとして普及した。
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バハイナバトの窓は、引き違いの格子窓。そのルーツは中国、あるいは日本ともいわれ、格子にはカピス貝の貝殻を薄くはがしたものがはめ込まれている。中国とはスペイン人入植以前から交易の関係があり、その文化はヴィガンに大きな影響を及ぼしている。
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ヴィガンは、中国とメキシコを結ぶ交易の中継地として栄えた。その歴史を伝える町並みは、現在も市民の生活の場として活かされている。店舗やホテルなどに改装されているケースも多く見られ、痛みの進む家屋の修復や保全が、今後の大きな課題となっている。
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