世界遺産
-- 特集 -- これまでの放送 -- よくある質問 --
ARCHIVE
SITE SEARCH
SITE INFO
第219回2000年09月17日
フィリピンのバロック様式教会群(フィリピン)
遺産名:
フィリピンのバロック様式教会群
Baroque Churches of the Philippines
所在地:フィリピン(Philippines)
分 類:C(ii)C(iv)
登録年:1993
放送日:2000年09月17日
放送回:第219回
フィリピンのバロック様式教会群
previous on air
  next on air
onair access slide


フィリピンはアジアで唯一のカトリックの国で、人口の85%がその信者といわれている。日曜日など何回も行われるミサも、そのつど満員になるほどの人々が集まる。子供や若者の姿も多く、信仰が根づいている事がよく分かる。その背景には300年以上続いたスペインの支配がある。
photo

スペイン人宣教師は、次々とフィリピン各地に石造りの教会を建設した。その姿は、華麗を極めた本国のバロック様式とは異なり、地震や台風にも耐える堅固で重厚なものとなった。こうした教会建築は「地震のバロック」と呼ばれ、フィリピン独特の建築様式として定着していった。
photo

教会の壁面には、熱帯植物のレリーフや東洋的な装飾が数多くあしらわれている。宣教師達は精霊信仰など土着の信仰を容認し、カトリックと融合させていくことによって布教の浸透をはかった。フィリピンの人々は教会を新しい祈りの場として受け入れていった。
photo

マニラのサン・アグスチン教会の正面には狛犬が置かれいる。フィリピンには、スペイン人が来る以前から中国人が多く渡りすんでいた。交易の担い手として勢力を築いていた彼らはフィリピンに様々な技術をもたらし、農業や商業を発展させた。歴史の中で混合していた文化は、まさにフィリピンスタイルとして活力ある国民性を育んできた。
photo

Copyright(C) 1995-2018, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.