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7月2日(月)放送
夏は何と言っても「ウナギ」!けれど絶滅危惧が指摘され、養殖のためのシラスウナギの稚魚は例年以上に数が取れていないのです。「土用の丑の日」のように暑い中、中西キャスターが「ウナギの代わりになる食材がある」とやってきたところは、埼玉県吉川市。
そこで出会ったのが「名人」宇野克己さんです。
中西さん「それは、食べた風味がウナギと似ているんですか?」
宇野さん「それに近いんじゃないですかね…ウナギのほうが、ちょっと硬いのかな」
ウナギよりも身が柔らかい?宇野さんの案内で、その食材がいるという場所にやってきました。
宇野さんはこのため池で、その食材になる生き物を「飼っている」とのこと。
そしてその生き物を捕まえるには…
何と地引き網。全長50m、高さ1mほどの網で獲物を囲み、徐々に網の範囲を狭めて、まさに「一網打尽」にする漁法です。今回は地元の人たちが手伝ってくれたのですが、もちろん中西キャスターも挑戦します。
暑い日とは言え、池の水はひんやりしていて、足下は見えないうえに石などがゴロゴロしている感触がして、中西キャスターは少々おっかなびっくりのスタートです。
近所の方々が「手だけでなく、右足で網を引っ張るように」と教えられ、網を手と足で、池の淵に押しつけながら動かしてゆくので、筋力が要って大変です。
20分以上頑張って、やっと捕まえたその「生き物」とは?
ウナギに代わる注目食材の正体は「ナマズ」なのです。臭みが無く淡泊な味わいで、ここ埼玉県吉川市一円では、およそ400年前から食べられている伝統食材なのです。
吉川市の老舗割烹「ますや」で、さっそく捕ったナマズを頂きます。
まずはお刺身。ポン酢で頂くその味わいは、中西キャスターによれば「ヒラメやフグに近いあっさり加減」。
次に「天ぷら」。これもサクサク・ホクホクとした食感で「全然しつこさが無い」とのこと。
そして「ナマズの蒲焼き」。脂が乗ったウナギに比べ、やはりだいぶあっさりとした味わいのよう。中西キャスターは「ウナギよりもナマズの方が好きかも」と言ってしまうほど。
お店に集うお客さんからも好評のようです。ウナギに代わりにナマズ…皆さんもぜひお試しあれ。