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6月11日(月)放送
独特な香りと味わいが魅力の野菜「ウド」。実は江戸東京野菜の一種として作られている「東京ウド」を中西キャスターが取材します。さっそく東京・立川市でウド栽培50年!という名人の、須崎雅義さんに会いに行きました。
中西さん「東京でウドが作られているって意外な感じが…どんな風につくってるんですか?」
須崎さん「どんな風に?(笑)一言では難しいね」
中西さん「どんな味がするんですか?」
須崎さん「う~ん、うどの味(笑)」
中西さん「そこを教えて欲しいです」
などと掛け合いながら向かうのは、どうも薄暗い林の中。
しかも地面に怪しい布のようなものが横たわっています。
それを須崎さんがどけると、なんと地中につながる小さな穴が開いています。
須崎さんがハシゴを差し入れて下りてゆくときに伴うのはなんと「ろうそく」。
須崎さん「中での明かりはこれです。酸素があるかどうかも分かる」
ウドの呼吸で二酸化炭素が溜まりやすいため、ろうそくの火で酸欠かどうか確かめると言います。ひょっとして危険な場所なのでしょうか?
中西さんもおそるおそる下りてみました。夏日が続く時期の取材でも、急にひんやりとする地下、かなり深くて3.5m。1年を通じて気温が18度前後で安定しているこの深さの地下にウドが植えられているのです。
須崎さん「こういう感じでウドがあるんですよ」
中西さん「たくさんある、思ったより大きいですね」
60cmほどの純白の「東京ウド」がたくさん、真っ直ぐに育っています。光を遮る事で白くて柔らかいウドができるのです。須崎さんのご好意で「生」で試食する中西キャスター。
ウドを折ってみると、水分が詰まっていて張りがあります。
中西さん「(食べる)シャキシャキしてますね。全然クセはないですね。独特な香りですが、食べやすいです」
須崎さん「良いウドは、色が白くて、肌もキレイで、スタイルよくて、背も高からず低からずが良いウドなんです」
中西さん「キレイな女の人みたいな」
須崎さん「まるで『私』みたい?」
中西キャスター、須崎さんのいじりに思わず笑ってしまいます。
そして今回、特別に採れたてのウドを使って、須崎さん奥様・恒子さんがウドの家庭料理を作ってくれました。
ウド料理のド定番「酢味噌和え」
須崎さんのオススメ「ウドと豚肉炒め卵とじ」
試食して中西さんのお気に入りになった「ウドとサーモンのマリネ」
生で薄切りにしたウド、炒めたウド、それぞれに食感が違うので、色々なレシピで楽しめそうです。今夜のおかずにいかがでしょうか?