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2月5日(月)放送
作り方は海水を自然に濃縮、ミネラルが多いとされる【天然塩】。しかし、手間が掛かるため生産量は少ないといいます。千葉県?九十九里浜の塩作りの名人を伊藤京子キャスターが取材します。
海水を汲んで陸上まで往復する山路さん。タンクにもよるけれど30〜50往復もするといいます。試しに担がせてもらった伊藤キャスターは…。
伊藤さん「せーの、かなり重いですね、歩くのも大変です、大変だ」
千葉県山武市では戦後間もないころ、砂浜で塩作りが始まりました。砂を敷いた塩田に海水を撒き、太陽光で蒸発させる方法。しかしそれでは年間100日ほどしか塩作りができません。山路さんの塩作りは1年中可能、その方法とは一体?
山路さん「漁網が張ってある棚に海水をかけて海水を濃くしていきます」
どうやって??
山路さん「柄杓(ひしゃく)でかける」
これも手作業!何回か繰り返す事で水分が自然に蒸発、塩分が濃縮されます。この作業で海水を4分の1ほど減らす事ができます。伊藤キャスターがお手伝いさせてもらうと…。
思った通り大変でした。伊藤キャスターの手は真っ赤になってしまったようです。そして濃縮した海水を、平釜で灰汁をとりながら4日間ほど煮詰めます。
すると…
山路さん「ようやく塩の結晶があらわれてきました」
伊藤さん「ほんとだ、白っぽい結晶が浮き上がってきましたね」
キレイ、と感心する伊藤キャスター。できたての「塩」をいただいてみると、しょっぱさの後に甘みを感じるまろやかさ、だといいます。そこで…
できたての塩、千葉のお米、さらに千葉の海苔を使っておにぎりを作りました。はたしてそのお味は?
伊藤さん「美味しい、お塩いい、素材の良さが引き立つ味。優しい気持ちになります」
九十九里浜の海水を使った天然塩。ぜひ、皆さんも使ってみてはいかがですか?