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9月8日(金)放送
まもなく故人に思いを馳せるお彼岸の季節。しかし、様々な事情でお墓参りに行けないという方も多いのでは?そんな方たちに需要が高まっているのが「手元供養」。遺骨をお墓ではなく、骨壷などに入れて身近においておく供養の方法です。その手元供養が現在、様々な形に進化しているんです!山本恵里伽アナウンサーが取材してきました。
山本アナ「こちら骨壺ということなんですけれども、デザインがとてもスタイリッシュですね。種類もこんなにたくさんとは、知らなかったです」
メモリアルアートの大野屋・仏事コーディネーターの上原ちひろさんにお話をお伺いしました。
山本アナ「骨壺にもおしゃれなものが最近出てきているんですね」
上原さん「自宅のインテリアの中に馴染んで置けるように、ということで、明るい物に人気があります。
山本アナ「こちらのジュエリーは、手元供養と関係が?」
上原さん「これらも『手元供養商品』なのです」
何の変哲も無いジュエリーのようですが…
上原さん「このヘッドに『インナーポケット』という穴があり、そこにお遺灰を入れて頂きます」
こうして、大切な故人と常に共に過ごすことができるジュエリーに変身するのです。
「いつでも共にいられるように…」
さらに驚きのサービスはこちら!アルゴダンザ・ジャパンの法月雅喜さんにお伺いしました。
ダイヤモンドのようですが…
法月さん「お遺灰の成分だけを使って、人工的に作ったダイヤモンドです」
山本アナ「骨からダイヤモンド!?そんなことができるんですか?」
スイスの工場で遺骨から炭素成分だけを抽出し、高温高圧をかけることで、人工的にダイヤモンドにしているのです。
法月さん「ダイヤモンドの輝きは永遠に続くもの。永く永く続く故人の思い出と重なっているように思います。
山本アナ「こうした形で大切な人が永遠に残るのは、とても素敵ですよね」
そして時代は進み、なんとインターネットの世界でも「手元供養」が!
山本アナ「インターネットでお墓参りができるということなんです。」
ここに自分の家の名前をいれることで、インターネット上にお墓を持てるのです。さらにお線香のお供え、ひしゃくでお水をあげることもできます。
さらにはスマートフォンのアプリまで!
顔型のところに故人の写真データを入れ、下のボタンで「お経」「お鈴」「木魚」の音を出せる、ご供養アプリなのです。
多様化する生活スタイルの中で、それでも故人を思いやる心があるからこそ、様々な「手元供養」が生まれるのではないでしょうか。