―シリーズ4では水野をどう演じようと考えていますか？
正直、そんなに深くは考えていないんです（笑）。水野の今までの性格付けがあって、そこは変わらないところだと思います。でも、その時々で感じ方に変化はあるでしょうし、たとえ同じように演じたとしても、全てが同じように見えるわけではないと思います。なにか、自然と変化していくものなのかもしれないですね。「ハンチョウ」という番組もそうだと思いますが、いろんな方が関わっていて創っていくことと、それを観てくれている方たちがいることで、自然に番組の色が付いてくるという感じだと思います。
それと、同じ役をこれだけ長くやらせていただけることって、そうそうないことだと思うんですね。普段はそんなに意識はしていないんですけど、周りの人から「もう4作目ですよね」などと聞くと、あらためてすごいことだと感じます。
衣装に関しては、基本的な部分は変わらないんですけど、衣装スタッフの方が、いろいろと考えてくれていて、シリーズ4は春の放送ということもあって、前回よりは明るめのスーツや色味のあるカットソーなどを着ていますね。そのあたりも、番組に関わるみんなで創っている部分だと思いますし、全体を通した中での自然な変化かもしれません。
―シリーズ4の撮影現場はいかがですか？
今までと変わらず、本当に楽しい現場です。ゲストの方々が「本当に楽しい現場ですね」と話されるのを、時々、耳にするんですけど、あらためて客観的に考えると、それってすごくいいことですし、本当に幸せなことだと思います。撮影の合間には、何がしらみんなで話をしていますし、それが真面目な話だったとしても、どこかで必ず笑える要素が入りますしね（笑）。