ドリマ署橋本班 “ハシ”チョウ日記 シリーズ6

vol.10

2013年2月14日(木)

橋本です。

「黒猫に前を横切られると不吉なことが起こる」
っていう言い伝えがありますよね。
私は、しょっちゅう黒猫に前を横切られるので、
先日、高名な占い師にお会いした時に、
「あの言い伝えは本当ですか?」
と聞いてみました。

すると、その方は、
「これからも黒猫は必ず、あなたの前を横切ります。
 だって、後ろを横切っても見えませんから」
とおっしゃいました。

ちょっと、うれしくなりました。
こういう答、大好きなんですよね。

以前、作家の中島らもさんが、
新聞に連載していた悩み相談コラムで、
「蒸かしたジャガイモに味噌をつけて食べると、
 死んでしまうって本当ですか?」
という相談に、
「本当です。1分後か、10日後か、10年後か、
 100年後か、わかりませんが必ず死にます」
と回答していたのを思い出しました。

まあ、ジンクスとか迷信とかは、
信じるも信じないも自由なんですけどね。
真剣に信じている人にとっては、
けっこう大きな問題だったりするんでしょうね。

先日読んだ本にも、面白い話が載っていました。
アメリカの大リーグのあるチームの監督が、
ものすごくジンクスを信じる人で、
あるシーズンの始め、
球場に出かけるときに霊柩車とすれ違ったら、
その日の試合を大逆転で勝つことができたそうです。
以来、霊柩車とすれ違った日の試合は必ず勝つようになり、
そのシーズンはなぜか霊柩車とすれ違うことが多くて、
結局そのチームは優勝することができました。
「ジンクスのお蔭だよ!」
と大喜びする監督を見ながら、
そのチームのオーナーは、
「やれやれ、毎日監督の出勤時間に合わせて、
 霊柩車を走らせるのも大変だったよ」
とつぶやいたそうです。

さて、来週のハンチョウ6・第6話は、
寺田巡査が大変な目に遭うお話です。
予告でも、制服を脱がされたり、
全力疾走で走らされたり、
拳銃を撃たされたり、散々な目に遭っていましたが、
そんな大変な回です。
何と言っても、脚本のタイトルが、
「寺田巡査の受難」
でしたからね。

寒空の下、正蔵師匠には文字通り裸一貫で、
頑張っていただきました。
ありがとうございました。
ゲストインタビューで、正蔵師匠も語っていますが、
父と子の物語でもあります。
劇中で、警笛(ホイッスル)が重要な役割を果たします。
ぜひ、ご覧ください。

そう言えば、
「夜、口笛を吹くと蛇が来る」
なんて言い伝えもあったな。
あれは、どんなジンクスだったんだろう。


〜 追伸 〜
業務連絡です。
本日、八丈島警察署より、
結城沙緒里巡査を、
2月25日(月)付で押上分署に復帰させる、
との連絡がありました。