インタビュー Interview 加瀬芙美役 滝沢カレンさん

Q. 芙美を演じてみての感想をお願いします。

自分の演技が恥ずかしくなるくらい下手なので、それが申し訳ないなと思いながらお邪魔させてもらっています。毎回直したい点が見つかるんです。自然に“気づく”演技が一番苦手。人が来たときに「あっ!」って気づかなければいけないけれど、来るって分かっているから、どうしても「待っていました」と言わんばかりの「あっ!」になっちゃうんです。毎回もっと自然にしなきゃなと思って、いろんな映画やドラマを観たり、言葉がまず自然に出てくるように何回も何回もセリフを練習しています。厚かましいかもしれないですけど、また演技のお仕事ができればと思います。どんな役でもいいので、挑戦したいです。

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Q. 芙美は自分と近い部分はありますか?

芙美はいつも明るいけれど、言わないだけで悩みがないわけではないんです。私もあまり人前で思っていることや悩みを出すタイプではないので、そこは近いかもしれません。でも、私よりも何十倍、何百倍も立派な人だと思います。親だし、奥さんだし、夫の家族と同居しているし…。何より侑人さんを全部受け入れたところがすごいですよね。

Q. 芙美が子供の名前を「苺郎」にしようとしたシーンは面白かったです。

素直ですよね。家族が全員イチゴを好きだから「苺郎」って(笑)。でも彼女は真剣に言ってるんです。そんなすべてに真面目なところが芙美の好きなところでもあります。私自身は飛翔くんに決まってよかったなと思いますけど(笑)。子どもが80歳になったときのことを考えて名前を考えたいと思っているくらい現実的に考えるタイプなので。80歳の苺郎はちょっとかわいそうだなって(笑)。ただ、名前にこだわる芙美さんの気持ちは分かりますし、アイデアは素敵だと思います。カレンは芸名なのですが、実は中学生のころに子どもができたらつけたいと思っていた名前なんです。好きすぎて自分の芸名にしちゃいました。

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Q. 侑人を演じる鈴木さんの印象は?

優しくて温かくてみんなから愛されている、本当に見たままの方です。私は人見知りだし現場で緊張してしまってあまり皆さんと話せないのですが、中川さんとお話をされているときに輪の中に混ぜてくれるんですよ。赤ちゃんの抱っこの仕方も上手で、赤ちゃんからも愛されていると思います。ずっと鈴木さんを見ているんですよ。

Q. 現場の雰囲気はいかがですか?

皆さん優しくて話しかけてくださいますし、温かい現場です。松下由樹さんとは以前バラエティーで共演させていただいたのですが、すごく優しかったです。「(現場では)なかなか一緒になりませんね」って話しかけていただいて。松下さんが出ていた作品のファンだったので、会えてとてもうれしかったですね。

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Q. 最後にメッセージをお願いします。

也映子さん、理人くん、幸恵さんの今後に注目が集まりますが、その裏でも少しずつ感情が動くこともありますし、芙美と侑人の夫婦の間にも何かあるかもしれない。加瀬家にもいろんなことがあるので、そのあたりにも注目していただきたいです。

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