月曜ゴールデン

毎週月曜よる9時

みどころ

ベストセラー作家、内田康夫の原作をドラマ化した旅情ミステリー『浅見光彦シリーズ』の34作目となるのは、2007年から2008年に京都新聞で連載され、今回初のテレビドラマ化となる「壺霊(これい)」。
 シリーズ32作目から3代目浅見光彦を演じているのは速水もこみち。1作目『天河伝説殺人事件』(2013年2月25日放送)、2作目『蜃気楼』(2013年9月16日放送)はどちらもご好評をいただいた。
 3作目となる今回お送りするのは「壺霊」。その壺の名は「紫式部」といい、源氏物語に登場する六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)の怨霊が詰まっているといわれ、持つ人を次々と不幸にしてきたという。六条御息所は架空の人物ではあるが、源氏物語では強い嫉妬のあまり、生霊となり、その女性を呪い殺してしまうという筋書きが、後に多くの作家たちに影響を与え能曲、戯曲、小説、映画などの題材として扱われている。
 また、舞台となる京都は風光明媚な土地であるとともに「応仁の乱」や「戊辰戦争」といった戦いの歴史がある。その裏側で多くの女性たちが悲劇に見舞われ、愛する人を失ってしまった悔しさが渦巻き、その影を今に残した場所ともいえる。
 今作は、そんな京都の裏側を舞台に、ミステリーはもちろんのこと、壺にかかわる女たちが抱える愛と憎しみ、そして逆らいようの無い現実の空しさを旅情感たっぷりに描き、光彦が人の心の奥深くへと旅する人間ドラマをご覧いただく。

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