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おふくろ先生の診療日記4〜人はひとりじゃない!伊豆・稲取編〜 2012.3.12OA

あらすじ

静岡県・東伊豆にある小さな港町・稲取に「おふくろ先生」こと大田原花世(泉ピン子)が赴任することになった。小豆島から再び徳島に戻った花世は昨年3月の震災後、東北で被災地の支援活動に参加していたが、稲取の診療所から招かれた。花世と一緒に診療所で働く看護師の麻衣(村川絵梨)は、津波で両親も家も失い、唯一助かった祖母・則子(正司花江)と2人で稲取へと移住してきた。花世の一人息子・和博(佐野泰臣)も、ボランティア活動で麻衣と出会い、密かに想いを寄せていた。後に和博は、被災地から麻衣を訪ね稲取で母・花世と出くわすことになる。
ある日、麻衣と訪問診療を行っていた花世は、突然の雨に洗濯物を出しっぱなしの家に気付く。「雨ですよ」と声をかけながら洗濯物を取り込んだ花世は、倒れている浜田克利(大杉漣)を見つけた。自殺したのか?克利は酒で薬を大量に飲んだらしく、昏睡状態に陥っていた。花世は救急車で隣町の総合病院に克利を運び込むのだが、医師の有吉(乃木涼介)は「明日には退院してもらいます」とベッドの空きがないことを理由に退院を迫る。「患者選ばないでよ」と花世は抗議するのだが、有吉は病院側の採算がとれないと話は平行線だ。そのやりとりを漏れ聞いていたのか?克利は病院を抜け出してしまう。
そもそも克利が荒れ出したのは不漁つづきと持ち船の不良だけでなく、妻を「脳溢血」で亡くたことから来る孤独感から。手当に一刻を争う状況だった妻をたらい回しにしたのは病院だと、医者に対しても強く偏見を抱き、克利は花世にさえ暴言を吐く。そんな克利の振るまいは、生前の妻だけでなく、本当は父・克利の仕事を継ぎたいと想っていた息子の栄太(風間俊介)さえ遠ざけ、栄太が地元のホテルに就職したことなど本人は知る由もなかった。
そんな克利の悩みなど、麻衣と則子から見れば贅沢としか思えない。船があるだけ幸せだ、被災地の漁師の多くは船を失い仲間を失い家族を失い、好きな海に出ることさえできないのだ。しかし孤独感を感じていたのは、克利だけではかなった。則子は「生活は苦しくても避難所でみんなと一緒に寝泊まりしていたほうが楽しかった」と、今の暮らしぶりを憂いて失踪する。
麻衣と栄太はこの事件をきっかけに距離を縮めることになるのだが、克利に亡き父の面影をかぶせていた麻衣は、なかなか克利と向き合おうとしない栄太に話し合いを迫る。花世たちの言葉に、次第に閉ざされた心を開き、息子を船に乗せると決心した時、克利の胃ガンが発覚。花世は、克利の妻をたらいまわしにしてしまった医師・有吉に手術を依頼する。一方、栄太は克利の思いを受けとめ単身漁へと出かけるが、沖合に接近した暴風雨によって海は大荒れとなり消息不明となってしまう。

「あきらめるな!」それぞれの強い想いが、やっと心を通わせ合えた克利と栄太親子を救うことへと注がれる。「人はひとりじゃない!」住民たちそれぞれの想いと行動、そして生死をかけた親子の戦いをヒューマンタッチで描く感動作をご覧いただく。


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