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『女取調官2』ー東京~佐賀・玄界灘 同時殺人の謎ー 2012.2.20OA

あらすじ

水木庄子(賀来千香子)は、息子の治人(佐藤詩音)と芋ほりをすると自らも泥んこになってしまうほどのおっちょこちょいな女性だ。しかし、携帯電話が鳴ると、その表情がとたんに厳しいものに変わった。庄子は佐賀県警捜査一課の刑事で、「取り調べのエース」。電話の内容は、佐賀県・呼子の土器崎の崖下で、男性の死体が発見されたというものだった…。
死亡したのは、所持していた運転免許証から東京の三津田誠(渡辺いっけい)と判明。死亡推定時刻は昨夜9時から11時。匿名の女性からのタレ込みで、昨夜10時ごろ、土器埼で女が男を突き落とすのを見たという。さらに、死亡現場近くにバンドが引きちぎられ、ガラスが壊れた女性用の腕時計が発見され、係長の安達八郎(綿引勝彦)は殺人との見方を強めた。その後、三津田の携帯電話の通話履歴から、三津田は工場経営者の汐見ユカ(浅野温子)と頻繁に連絡を取っていたことが判明。ユカは三津田が死亡するまでの数日間、行動を共にしており、ユカは三津田が死亡した翌朝、宿泊していたホテルに戻ってきて急いでチェックアウトしていた。三津田はいわゆる“町の発明家”で、インチキ発明話でユカに3億円もの負債を抱えさせていた。安達は、ユカが怨恨を動機に三津田を崖から突き落とし、逃走したという見方を強める。
そんな中、庄子たちは、ユカを追って佐賀に来ていた東京の警視庁の刑事と出くわす。ユカに3億円を融資した金融業者の矢崎が、東京で絞殺死体で発見されたのだ。しかし矢崎の死亡推定時刻は三津田の死亡推定時刻と同時間帯だった。その時間、東京と佐賀を結ぶ飛行機の便はない。二人ともユカが殺害する動機を持つが、一人で同時刻に東京と佐賀で殺人を行うことは不可能だ。
そんな時、失踪していたユカが警察に出頭してきた。自ら出頭してきたユカの意図は何なのか? 事件の謎が深まる中、取調室という密室で庄子とユカの緻密な心理戦が展開される。


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