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森村誠一サスペンス 正義の証明 2011.9.26OA

あらすじ

ある日、ディスカウントチェーン店の元社長・大路重義(江良潤)が何者かに狙撃され、負傷する事件が起きる。大路は、多額の負債を抱えて会社を倒産させながら、法の網を潜り抜け自分の莫大な資産は守る一方で、債権者や従業員を蔑ろにしているという評判の人物。事件の数日前、「私刑人」と名乗る謎の人物からそのことを理由に脅迫状が大路に送り付けられていた。大路が軽傷ですんだことから「私刑人」が再度狙撃してくる可能性があると考えた警察の上層部は、政財界にも顔が広い大路が、万が一殺害されるようなことがあっては警察の面目に関わると、本庁に「私刑人対策室」を設け、捜査一課三係の班長・那須(加藤剛)に捜査の陣を任せる。
捜査を任された那須は、捜査に当たるメンバーとして、所轄の地域課に所属し交番勤務をしていた伊吹伸介(吉田栄作)を呼び戻す。伊吹は5年前、所轄の刑事をしていたが、事件の捜査で那須と衝突し、那須が交番勤務に異動させた男だった。伊吹は自分を交番勤務へ追いやった那須が突然、自分を捜査一課に呼び戻した理由が解らず、着任早々那須に食って掛かる。しかし、那須からは理由を語られないまま、早速、大路の護衛を命じられる。
伊吹は護衛のため大路の入院先を訪ねるが、そこで伊吹は偶然、妹・郁恵(田野聖子)の夫である義弟の利通(柚原旬)に遭遇する。なんと甥の翔太(横山幸汰)が轢き逃げに遭い、同じ病院に搬送されていたのだ。翔太はひき逃げに遭った際、偶然現場に居合わせた外科医の藤谷冴子(横山めぐみ)の素早い対応により一命をとりとめ、さらに、冴子が轢き逃げをした車両のナンバープレートを目撃していたことから、飲酒運転をしていた山葉文雄(三浦英明)が轢き逃げ犯として早々に検挙される。
ところが伊吹は数日後、郁恵から検挙された筈の山葉が暴力団とも繋がりが深い大物代議士の圧力で保釈されたらしいと聞いて驚く。しかも、その大物代議士が奈良岡邦泰(若林豪)だと那須から聞かされ、一層激しい衝撃を受ける。何故なら5年前、那須と共に殺人事件の捜査をしていた伊吹は、事件の裏に奈良岡が関係していると突き止め、必死に奈良岡の身辺を捜査していたのだが、奈良岡から圧力をかけられたあと、交番勤務に異動させられたからだった。
伊吹は、山葉の後ろ盾に奈良岡がいると知り、5年前と同様、また泣き寝入りする羽目になるのかと苛立つが、那須から甥の轢き逃げ捜査は所轄に任せ、「私刑人」の捜査に集中するよう諭される。そんな矢先、伊吹たちが護衛している目の前で再び大路が「私刑人」から狙撃されてしまい…。


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