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森村誠一サスペンス7「時」 2008.9.15OA

あらすじ

激しく雨が降る夜、猛スピードで走る車に女がひき逃げされた。女の名は、江島真由美(渋谷琴乃)。刑事・川合祐介(三浦友和)の元妻で看護師をしている白井美恵(原日出子)が勤める病院に運ばれた江島は、美恵の手を握り「ぼうし」と言いながら死んでいった。美恵からそのことを聞いた祐介は、最後に残す言葉とは思えず疑惑を深めていた。
一方、祐介の後輩刑事・平田克昭(河相我聞)は、大学卒業半年前に突然大学を辞めて連絡が取れなくなっていた同級生・竹村優子(小林綾子)と偶然出会う。
翌日、警部の小暮涼子(野際陽子)からひき逃げ犯が確保されたとの知らせが入る。しかし、容疑者は、江島は自ら車に飛び込んできた自殺だと言い張るのだった。ただの事故や自殺ではない気がした祐介は、江島の周辺を洗うことにしたが、動物病院の獣医として働いていた彼女の勤務態度や生活に乱れはなく、飼い主からも信頼されていて何もトラブルらしきものは見当たらなかった。
そんなある日、平田は優子と近況を話しながら、優子が次期衆院候補・小木誠一(西川忠志)の私設秘書をしていることを知る。そんな時、平田の携帯が鳴り、また殺人事件が起きたとの連絡が入った。
被害者は、塾講師の中倉弘(菊池健一郎)。彼の部屋はかなり荒らされていたが、現金や預金通帳はそのまま残っていたことから物取りの線は薄いと思われた。さらに、西浦等刑事(青島健介)から被害者が最後に「ぼうし」という妙な言葉を残していることを聞く。「ぼうし!!」祐介の表情が変わっていく…。
中倉と江島のつながりを調べ始めた祐介だったが、江島の部屋から中倉とつながる形跡もなく、トラブルも見当たらなかった。ただ、管理人から、最近夜になると中倉のアパートを見張っているような男がいたと知らされる。その男は背が高く、野球帽を深く被っていたという。
現在に接点がないため、過去を探ることにした祐介たちは中倉の実家を訪ねた。そこで、中学から登山に夢中になっていた中倉が、突然、大学四年の夏に登山を辞めてしまっていたことを知る。そして、最後の登山ルート・北アルプスの地図を見つける。さらに、中倉と江島が同じ日に同じ山小屋に泊まっていたこともわかる。10年前のたった一度の接点…北アルプスで何があったのか!? 早速北アルプスに向かった祐介と平田は、山小屋の登山者名簿を調べるが、江島と中倉が滞在したはずの平成9年8月分の名簿だけがなくなっていた。それだけではなく、10日ほど前に祐介たちと同じように、昔の登山名簿を見せてくれという男がきていたというのだ。そして、その男は野球帽を目深に被って顔を隠すようにしていたという…。
その頃、野球帽を目深に被った男は、なぜか今度は「小木事務所」の前にいた。事務所内で優子と小木が打ち合わせをしている様子を見て、男はそっと立ち去って行ったが…。


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