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浅見光彦シリーズ25 姫島殺人事件 2008.4.7OA

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内田康夫作品の多くは、社会の不正に対する怒りがいつも根底にある。本作も、姫島の土地を巡る利権と悪事によって起こる殺人を名探偵・浅見光彦が暴いていく。加えて、『姫島殺人事件』は、単なる社会派サスペンスにとどまらず、そこには「親子の愛と絆」というもうひとつのテーマが全編を通して描かれている。
この作品には、不貞の息子とその両親、殺害されてしまうカメラマンとひとり残された中学生の娘、旅館を営み、光彦に娘をもらってほしいと頼む夫婦と娘、という三組の親子が登場する。それぞれに信条があり、過去があり、そして守るべきものがある。これだけは守らなければならないという、その愛ゆえに殺人を犯さなければならなかった哀しい親子の壮絶な愛を描いた作品だ。
目を背けたくなるような事件が、毎日のように起こっている今だからこそ、このドラマが投げかける「親子の愛と絆」の意味が、とても大切なものと感じられる。


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