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水曜劇場 夫婦道

水曜よる9時


現場レポート

vol.13 メロンの食べ方は…

「夫婦道」ファンのみなさま、コンニチハ!

さて、修造が表彰される教育功労賞は、俺の払っている税金のおかげでもらえるのだから、修造が持ってきた「メロンを食べる権利がある!」と、頂き物のメロンを軸にして“義務と権利”の話を展開した康介。それが正論か屁理屈かどうかはさておき(笑)、突然、典子の前に現れた娘・リカはこれからどうなるのでしょうか? 最初は悪態をついていたリカですが、高鍋家と修造との係わり合いの中で、徐々に変化が見えてきたところ…で第10話の終わりとなりました。最終回が気になるところではありますが、今回のレポートでは「メロンの食べ方」についてお話させていただこうかと……ん、メロンの食べ方というのは、修造が高鍋家へ持ってきたメロンを、康介たちが食べるシーンでのお話です。

さてさて、そのメロンを食べるシーンも含めて、なにか動作をしながらセリフを言うシーンでは、その動作とセリフをどういったタイミングで展開するかが、監督の演出や役者の演技の“妙”なわけです。例えば、「このセリフはメロンを頬張りながら言いますね」「○○さんがメロンを頬張ったら、私はこういう動きでセリフをいいますから…」などなど、なにげなく見ていると、サラッと自然に流れる動作&セリフでも、細かな演出や役者の演技の上に成り立っているものなんですね。

で、この高鍋家の面々がメロンを食べるシーンの撮影でも、「話をしながらメロンを食べるスピード」や「メロンを食べ終わったらこのセリフのあたりで皮をこそいで、3人一緒にズズズ〜っとお皿の汁をすする…」という細かな確認がされた上で撮影されたものなんです。