banner_AD
コンテンツへジャンプ

ここからコンテンツです

水曜劇場 夫婦道

水曜よる9時


コメント

武田鉄矢さん[高鍋康介役]

このドラマは“些細な事=ただごと”を、どれくらいドラマ化出来るかということをテーマに作り上げて前回好評を頂いたので、今回もその路線を踏まえて、自分たちのペースで気負わず、力みなく取り組んで(作って)います。

ホームドラマというほのぼのした作品というより、高畑さん、橋爪功さん、石倉三郎さんのような演技の達者な面々と芝居をつき合わせていると、エンターティナーという娯楽作を狙っているんじゃないかと、自分では思っています。このドラマは日常の出来事の悲劇と喜劇の分かれ道と言うか、ちょっとまかり間違えばすごく悲しい出来事になることが、全部笑い話になっていくというドラマです。現実でもそういう風に生きられたらよいなと、視聴者に思ってもらえるとよいですね。

高畑淳子さん[高鍋聡子役]

『夫婦道』がスタートする時、プロデューサーの柳井さんがこうおっしゃいました。“人間が作った結婚という不思議な制度を、もう一度見直してみませんか?”と…。

家族もまた、人間社会が作った一つの枠かも知れません。家族の悲しい事件が後を絶たない今、そして、私自身も思春期の息子に手を焼いている今だからこそ、この『夫婦道』という作品、高鍋家の物語に、生きるヒントが凝縮されているようで、武田鉄矢さんが家長の、この一家が愛おしく思えてならないのです。