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次回「世界ふしぎ発見！」の舞台は、オランダ。スポーツや芸術をはじめ、さまざまな分野で活躍する人たちを生み出してきた背景にはどんな秘密があるのでしょうか？ミステリーハンターの鉢嶺杏奈さんにお話を伺いました。

何でも自分たちに合ったものに改良・改造！
オランダの人たちの国民性とは？

これまで「世界ふしぎ発見！」では、さまざまな国を訪れましたが、テーマがある人物や場所だったりすると、取材をする所も限られてくるので、毎回その国のことが良く分かった！とはならないんですね。でも今回は、「オランダの人たちは、何でも自分たちの生活に合うように改良や改造をする」という広いテーマ。いわばオランダの国民性を探る取材でした。ですから、いろいろな場所で、いろいろな人と接することができたので、オランダのことが本当に良く分かりました。オランダの魅力をたくさん発見することができてとても面白かったです！

初めて訪れたオランダで、まず印象的だったのは、景色の美しさです。空、建物、大地のコントラストがはっきりしているからでしょうか、インスタグラムで加工したみたいにドラマティックな風景に感じるのです。そんな風景を見ていると、写真を撮りたくなるのはもちろんですが、絵が得意じゃない私でも描いてみたくなりました。何種類もある黄色や緑を使って描きたいですね。うまく描けないけど（笑）。フェルメールやゴッホといった世界中の人たちに感動を与える画家が生まれたのも、なるほど納得です。

そして取材を通して感じたことが、オランダの方たちはとても発想が柔軟で、行動力があるということ。こんなものがあったらいいなという想像は誰しもすると思うのですが、オランダの方たちは思うだけじゃなくて本当に作ってしまう。常識に囚われず、失敗を恐れないで、一歩踏み出す勇気に刺激を受けました。そして、常識って大切ですけど、それに囚われ過ぎるともっとハッピーになれるチャンスを逃してしまうこともあるのかもしれないと感じました。