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第1494回
メキシコ
なぜ世界最大のピラミッドは埋められたのか?

2018年11月17日 夜9時〜

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竹内 海南江(たけうち かなえ)

「世界ふしぎ発見!」で訪れた国は100ヶ国を突破!!105ヶ国に!!!
CM、文筆業またトラベルリュックや帽子のプロデュースなどでも活躍中。著書にエッセイ『おしりのしっぽ』『お姫様と山男』(集英社be文庫)、短編小説集『アフリカの女』(幻冬舎文庫)、中編小説『うたかたの月』(幻冬舎)、散文写真集「グリオの唄」(ブルースインターアクションズ)。
新作エッセイ『あっというまに』が(KKベストセラーズ)発売。オフィシャルウェブサイトは「Kanana Kingdom」
ミステリーハンターは今回で284回目(スペシャルの回は含まず)。

美しく精緻なピラミッドが数多くあるメキシコ。そんなメキシコに、世界最大級の大きさを誇りながらも、その壮大な姿を土の中に隠されてしまったピラミッドがあります。ピラミッドはなぜ大きいのか、そしてなぜ埋められてしまったのか?謎多きピラミッドをレポートしたミステリーハンターの竹内海南江さんに、見所を教えて頂きました。

ピラミッドの謎を探っていくと見えてくる
メキシコ文化のルーツ

メキシコには多くのピラミッドがあります。今回私たちが注目したピラミッドは、メキシコシティから車で2時間ほどのチョルーラという町にあるピラミッドです。これまでさまざまなピラミッドを取材してきましたが、チョルーラのピラミッドはメキシコだけでなく世界的に見ても非常に珍しいピラミッドでした。こんなピラミッドもあるのか、と感じて頂けると思います。

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またピラミッドの謎を探っていくと、今メキシコというひとつの国として捉えている場所には、かつて数多くの文明があり、それぞれの文明が独自の文化を持っていたことがわかります。この地ではスペインの支配を含めさまざまな文化が融合してきました。伝統工芸や食に至るまで、メキシコの文化のルーツもご紹介できると思います。

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スペインによる植民地支配時代に
政府が置かれていたプエブラには
当時建てられた豪華絢爛な教会が

融合というのは、メキシコの歴史と文化のキーワードかもしれません。それはチョルーラのピラミッドにも言えることなのですが、異なる文化を持つ人たちと、どう折り合いを付けて共に生きていくか。そのために知恵をこらしてきたということが、取材をしたそれぞれの場所で感じられました。

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壁を美しく彩るのはプエブラ一番の特産品タラベラ焼き
スペインとメキシコの伝統工芸が融合して生まれた焼き物

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アメリカ大陸で初めて作られた図書館
植民地政策によりスペインは莫大な富を得た

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