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第1490回
モンゴル 大草原に響け
八代亜紀の音魂

2018年10月13日 夜9時〜

聖なるイフ・ボグド山に上り、八代亜紀さんの歌を聞いたときの秘話を宮地眞理子さんに教えて頂きました。

霊峰の頂に響く八代さんの歌声
その感激の瞬間とは?

(イメージ)

番組でもご紹介した通り、私たち一行は車でイフ・ボグドの頂を目指しました。でも車が通れるように整備された道ではないので、道中はパンクしたり、ラジエーターが壊れたりとハプニングの連続。本当に辿り着けるの?と思ったほどです。ですがやっと頂上に着いた時、それまでの冒険気分が一変しました。その日はけっこう強い風が吹いていたのですが、それがピタリと止んだのです。その時のことを思い出すと今でもゾクゾクしますね。その瞬間から、太古からこの地域の方たちが崇めてきた山に受け入れてもらった、そんな感じがしました。これまでそんなこと感じたことも思ったこともないのですが…。そして八代さんのアカペラが始まり、そこにいる人すべて、山も生き物もひとつに繋がっているような気がしました。あの時は、歌を聞いているという感覚ではなかったような気がします。うまく説明できないのですが、耳で歌を聞いたというより、全身で感じていたという方が近いかもしれません。素晴らしいとか美しいとか言葉が浮かぶ前にワーッとこみ上げるものがありました。涙を流しているところをカメラに映されるのはちょっと抵抗があったので、一度は密かに涙を拭き堪えたのですが(笑)、最後まで堪え切ることはできませんでした。あのような自分でも説明がつかない心の衝動こそ、感動であり感激なのでしょうね。本当に素晴らしく、貴重な体験をさせて頂きました。

(イメージ)

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