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第1488回
おいでよ!フェロー諸島

2018年9月15日 夜9時〜

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鉢嶺 杏奈(はちみね あんな)

1989年7月19日生まれ。趣味は散歩、特技はダンス。女優としてテレビ、ラジオ、舞台、CMなどで幅広く活躍中。ミステリーハンターは今回で21回目(スペシャルの回は含まず)。

次回「世界ふしぎ発見!」の舞台は、大西洋に浮かぶフェロー諸島。大小18の島々から成る、デンマーク王国の自治領です。ヨーロッパ最後の秘境とも言われるフェロー諸島の取材は番組初!いったいどんな魅力があるのでしょうか。ミステリーハンターの鉢嶺杏奈さんにお話を伺いました。

‘メイビーの島’フェロー諸島とは?

フェロー諸島には18の島がありますが、今回私たちは4つの島を取材してきました。それぞれの島に特徴がありましたが、全体的な印象で言うと、海に面した海岸は切り立った岸壁で、大きな木が育たない土壌のためどこまでも草原が続くという景色が多かったです。一年を通して快晴の日が少なく、雨や霧が多く、風も強いという気象条件もあって、予定通りに事が進むかわからないので、フェロー諸島はメイビー(maybe)の島と言われています。

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木が育たないフェロー諸島では木材は貴重品
屋根を板ではなく芝で葺く伝統的な家屋

取材をしたのは7月、夏ですが気温は10度くらいでした。私たちからすれば冬の気温なので、洋服も冬用なのですが、島の方はけっこう薄着なんです。寒くないのかなと思っていましたが、お話を伺うと少しでも夏らしい格好をしたいから薄着の方が多いそうです。厚着をしているのは観光客、薄着の人は島民とすぐに見分けができると教えてくださいました(笑)。

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島の至る所にある牧草地

7月にそれぞれの島の人たちが首都トースハウンに集結!
フェロー諸島最大のイベント・オラフ祭

普段は、喧噪とは無縁のフェロー諸島ですが、7月に行われるオラフ祭の時はその雰囲気が一変するんです!18の島々から人びとが首都のトースハウンに集まり、スポーツ競技会をしたり、夜通し踊ったりします。オラフ祭ではみなさん伝統衣装を身にまとっていて、普段着の私たちはまるで別時代にタイムスリップしたような気分でした。伝統衣装は高価なものなので、家族から譲り受けたものを修繕したりリメイクしたりして大切に着ているとおっしゃっていました。島の歴史を伝えるフェロー語の歌を小さな子どもから年配の方まで歌い、朝まで民謡で踊り続けるみなさんの姿を見て、心からこの島とその文化を愛し誇りに思っていると感じました。本当に素敵なことですよね!そして島の方々はオラフ祭をとても楽しみにしているのです。お祭りの前に取材した方々には、必ず「オラフ祭は行くの?」と聞かれました(笑)。

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羊の肉は乾燥肉にするのがフェローの伝統
「臭みもなく、とっても美味しかったです!
生ハムのようにパンにのせて頂きます」(鉢嶺さん)

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