(毎週変わるイメージ画像)

(ひとしくん)

バックナンバー

毎週土曜日 よる9:00から放送

バックナンバー

第1487回
日比谷・帝国ホテル
世界が愛した最上のおもてなし

2018年9月8日 夜9時〜

イメージ

野々 すみ花(のの すみか)

1987年2月27日生まれ。京都府出身。元宝塚歌劇団トップ娘役。現在は女優としても数々の舞台・テレビドラマ・映画などに出演。特技は、幼い頃から続けているクラシックバレエ・ピアノに加え、最近は日本の古典芸能にも興味を抱き、日本舞踊(名取 花柳 萩和香)・三味線などの稽古にも励んでいる。
野々すみ花オフィシャルブログは「ののがたり」。
ミステリーハンターは今回で12回目(スペシャルの回は含まず)。

明治時代、「国の迎賓館」として誕生した帝国ホテル。以来、世界のVIPから愛され、現在も日本のホテル顧客満足度指数で、10年連続1位を獲得中。開業から128年、今なお高い支持を得ている秘密はどこに?
今回、帝国ホテルの特別な場所からその裏側まで探ったミステリーハンター・野々すみ花さんに、取材のお話をお聞きします!

今回のテーマは帝国ホテル
いざ取材を始めると…?

帝国ホテルの向かいが東京宝塚劇場なので、宝塚歌劇団に在籍していた時は、帝国ホテルで新年の互礼会などのイベントがありました。また東京公演中は毎日帝国ホテルに宿泊…、していたわけではなく(笑)、一階の正面ロビー付近で、終演後にファンクラブのスタッフさんと話し合いをして過ごすなどしていたので、私にとっては馴染みのある場所でした。今回取材するのが帝国ホテルだと初めて聞いた時は、「そんなに不思議があるのかな?」と思ったんです。本当に立派なホテルで高貴な印象はあるけれど、それ以外のところが思い浮かばず…。ところが実際に取材を始めたら、本当に奥が深くて、面白くて!

(イメージ)

発見した数々の不思議やビックリ
特に印象的だったのは?

今回は本来見られないホテルの裏側を色々取材しました。その中でもチェックアウト後の客室のお掃除は、想像を超えていました!まずお掃除をされる方がいて、その後に最終にチェックをする方がいるんです。そのチェックはどんな風に行われるのか、実際に見せて頂いた時は本当にビックリして。最終チェックのために現れたのは、風格のあるスーツ姿の男性でしたが、客室に入った瞬間に鼻をくんくん!?正直、初めは信じられない光景でした。でも、全ての客室でチェックされる点検項目の数、また実際の様子を今回知って、部屋に入った時の安心感や清潔感は、こうして保たれているのかと深く納得しました!

(イメージ)

これは一体…?

また今回の取材では、客室係の小池幸子さんという女性とお会いしました。各国の要人などVIPを担当されていて、前回1964年の東京五輪など色々なことを経験してこられています。伝説の客室係とまで称される方ですが、若い社員が悩みを相談できる存在でもあるそうです。「帝国ホテルで元気に働けることが自分にとって何よりも幸せなこと」と仰る小池さんは、現役の客室係として2度目の東京五輪を目指されているんです。

(イメージ)

多くの賓客を担当された客室課マネージャーの小池幸子さん

20世紀最高の建築家によって起きた奇跡…
その驚きの伝説に注目?

大正時代、アメリカ人の建築家フランク・ロイド・ライトによって帝国ホテル新館が設計されて、そのライト館は当時、世界一美しいホテルと称えられたそうです。でも1967年に解体されて、正面玄関部分が愛知県犬山市の明治村に移築されています。取材に行くと、低い入口を抜けた途端に視界が開ける感じや、全てが左右対称の造り、その造形美などは、なぜか日本人の魂にとてもフィットする感じがしました。実際、当時の日本人はライト館にとても惹きつけられたそうですよ。日本人の琴線に触れるのはどうしてなのか、その秘密からも面白い発見がたくさんありました!

(イメージ)

帝国ホテル本館には当時の面影を残す場所も
そしてライト館に刻まれた驚きの歴史が明らかに!

外部サイトへリンクします