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第1478回
自分の道をふみしめて
日本初の考古学者・水戸光圀の謎

2018年6月23日 夜9時〜

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大杉 亜依里(おおすぎ あいり)

神奈川県出身。タレントとして数々の番組で活躍。趣味はサッカー観戦で、レポーターとして国内外で取材をすることも。また特技のランニングでは、国内外のフルマラソンにも参加し、「TOKYO GIRLS RUN」2期生として3年間活動。雑誌『ランナーズ』の2015年年間表紙モデルに抜擢された。
公式ウェブサイトは「大杉亜依里オフィシャルサイト」。
ミステリーハンターは今回が12回目。

水戸黄門として知られる水戸光圀は、徳川家康の孫で、およそ400年前、徳川御三家の一つである水戸藩の藩主でした。今なお黄門様と親しまれている光圀は一体どんな人物で、どんな生涯を送ったのでしょうか?知られざる光圀の素顔をレポートした大杉亜依里さんにお話を伺いました。

‘ご隠居様’になる前も大活躍!
マルチな才能を持っていた光圀

光圀と言えば、黄門様。やはり長年愛されてきた時代劇ドラマのイメージですよね。頭巾に辛子色の旅装束のご隠居様。そのイメージが強すぎて、藩主だった時にどんな人物だったのか全く知りませんでした。ですが、取材をしていくととても多才で魅力的な人物だったことが分かりました。もし光圀が今の時代に生きていたら、世界の長者番付や、世界に影響を与える100人などに名を連ねていたに違いない!と思うほどでした(笑)。

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助さん、格さんと共に諸国漫遊をする黄門様
誰もが思い浮かべる光圀の姿
このイメージはどのようにして定着していったのか?

きさくで、人情味があって、正義感が強く、ちょっとお茶目なところもあるご老人というドラマのキャラクターをそのまま光圀に重ねている方が多いと思いますが、水戸では少し違いました。みなさん藩主・光圀の功績をよくご存知でしたし、地元が誇る名君として今も敬愛されていると感じました。そして水戸には、納豆だけでなく光圀ゆかりの名産品がたくさんあるのです!

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茨城県のアンコウは江戸城への献上品だった
当時ごくわずかしか獲れなかったアンコウの扱い方は
水戸領内で工夫され進化していった

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麺類には欠かせない薬味
これを広めたのも光圀だった

光圀の生涯を辿っていくと、好奇心が強く、探求心もあり、アイデアも豊富で、前例がないことにもチャレンジするバイタリティーに溢れた人物が浮かび上がってきました。でもこういうタイプの人にありがちな、派手なところがないのが不思議で(笑)。愛用品を見ていても、高価で希少なものなのですが、どれも実用的。光圀が隠居後の晩年を過ごした西山御殿も印象的でした。建物はシンプルでこじんまりしていて、庭に植えられているのは、美しき花々と思いきや何と薬草!学者肌というか、常にこれは何に活かせるのか?と考えていたのでしょうね。

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黄門様と言えばやはり印籠
この印籠がドラマや映画のモデルになった本物

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