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第1472回
エジプト大ピラミッド
最古の日誌が明かす建造の謎

2018年5月5日 夜9時〜

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VANRI(ばんり)

1992年1月21日生まれ、大阪府出身。2013準ミス・ワールド日本代表。女優、タレントとして活躍。大の鳥好き。ミステリーハンターは今回で2回目。

2013年に紅海沿岸で発見された世界最古のパピルス。その後の分析により、それは何とあのクフ王のピラミッドに関する記録だったことが明らかに!未だ謎の多いクフ王のピラミッド。一体どんなことが記されていたのでしょうか。エジプトでピラミッドの新事実をレポートしてきたミステリーハンターのVANRIさんにお話を伺いました。

まさに世紀の大発見!
世界最古のパピルスに記された
クフ王のピラミッドに関する記録‘メレルの日誌’

ピラミッドって不思議ですよね。巨大な石を積み上げただけのシンプルな建造物が、どうしてこれほど人を惹きつけるのか。実際に今回初めてエジプトでピラミッドを見た時に私も言葉にできないような感動を味わいました。その圧倒的な存在感と美しさ、数千年もそこにあり続けているという事実…。見れば見るほど魅力が深まる、本当に素晴らしい建造物だと実感しました。そしてピラミッドの中でも最も有名なクフ王の大ピラミッドに関する新たな発見を取材できたことはとても光栄でした。しかも今回取材で先生方に教えて頂いたお話は、ピラミッドの魅力と同じように、知れば知るほど興味が湧き、惹き込まれていくものでした。

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最古のパピルスを発見し解読をしたタレ教授

今回の番組のテーマである「メレルの日誌」と呼ばれるパピルスを発見したタレ教授に伺うと、最初は爪の大きさほどの断片が見つかり、これほどの大発見になるとは思ってもいなかったそうです。数年かけて小さなピースをひとつひとつ丁寧につなぎ合わせ、解読して判明したのが、メレルというクフ王のピラミッド建造で監督官をしていた人の日誌だということ。これまでクフ王のピラミッド建造に関する記録は全く見つかっていなかったので、新たな事実が次々と明らかになったのです。いわば建設現場の作業記録なのですが、その内容がワクワクするほど面白いのです!

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カイロのエジプト考古学博物館に
大切に保管されている
世界最古のパピルス「メレルの日誌」

4500年前の建設現場監督、何となく人望があって腕っぷしが強くて細かいことを気にしない、そんなイメージじゃないですか(笑)?ですがメレルさん、それはそれは几帳面(笑)!その日に行った作業を詳細に記録しているのです。作業員にいくつパンを配って、いくつ余ったなんてことも書かれていました。メレルさんの日誌を見ていくと、大ピラミッド建造の現場が、良い意味でしっかり管理されていたことがわかります。作業員に不満がたまらないような配慮がされているとも感じました。今と変わらない、本当に4500年前の記録?と思うことが何度もありました。そしてメレルさんのような方がリーダーに選ばれるということにも感銘を受けました。

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パピルスが発見されたワディ・エル=ジャラフの発掘現場
「そこかしこにさまざまな遺物があって
これからの発掘調査結果も楽しみです!」(VANRIさん)

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目の前に広がる海は紅海
大ピラミッドのあるギザから
200キロも離れた地から大発見があった

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