2018年2月3日 夜9時〜
さまざまなハイエイジの方たちにお話を伺って、つくづく羨ましいなと感じたのは、みなさん周りのネガティブな意見に思い煩ったり、それによって自分のしたいことを諦めたりしないことでした。またご自分の年齢についても気にしていないし、こうしなきゃという思い込みもなく、とても自然体なのです。それで気付いたのは、普段私たちが、いかに統計などの数字や世間体に縛られているかということです。自分は何歳だから、こういうことをしたらみっともない、これくらいできないといけない、これをしても出来ない可能性の方が高い、など…。
熊本県在住の西本喜美子さん89歳
72歳から始めたことで世界中にファンが!
退職後に話題のクリエーターとなった田澤誠司さん74歳
でもそれは、60年、70年の歳月を経たからこそ辿り着ける人それぞれの世界がある、ということなのかもしれません。自分自身、20代に真剣に悩んでいたことが、今思うと小さなことだったなと感じることがあります。ならば10年後に自分を振り返った時、今感じている不安がたいしたことはないと思えるのかもしれない。そう思うと、20年後、30年後がとても楽しみですね。お話を伺った方たちによく「あなたは、まだこれから」と言われました。そして、その言葉に説得力がある人生を送っていらっしゃるみなさんでした。
財政破綻寸前という町の危機をハイエイジの方たちの
活躍で乗り切った島根県隠岐諸島・中ノ島のみなさん
「再現VTRに出演して頂いたのですが
みなさんノリノリで演じてくださって楽しかったです!」(瀬戸さん)
取材をしたハイエイジの方たちからとてもたくさんの刺激を受けました。あらゆる世代の方にご覧になって頂きたいと思いますが、私は特に若い方におススメしたいです。一昔前と違って新しいことにチャレンジするのは、むしろ若いほうが難しいのかもしれません。ご紹介するハイエイジのみなさんの温かなエネルギーが若い方の心に届くことを願っています!
「中ノ島の特産品はどれも素晴らしく美味しかったです
海産物は絶品!でも一番印象的だったのは
おばあちゃんがお土産に下さったお手製の干し芋です
スタッフ一同、我先にと食べていました(笑)」(瀬戸さん)