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第1460回
新発見の手紙が物語る!
龍馬暗殺の謎

2018年1月13日 夜9時〜

没後150年の年に封印を解かれた手紙
そこから遂に龍馬暗殺の首謀者が明らかに!?

今回は、昨年発見された手紙を手掛かりに取材を進めてきました。その手紙を見せて頂いた時は感動しましたし、これまでにない貴重な体験をさせて頂いたと思っています。本物のインパクトを感じました。間近で手紙を見ると、例えば墨の濃さや掠れ具合で、ここで筆に墨を付けたなということもわかるのです。じっくりと見れば見るほど書いている人が実感できる。これまでさまざまな形で坂本龍馬について知る機会がありましたが、その時は龍馬さんにグッと近づいたという感覚がありました。

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昨年発見された龍馬直筆の手紙
書かれたのは何と暗殺の5日前!
現在は、高知県香南市の創造広場「アクトランド」で
この手紙が公開されています(展示は2018年1月14日まで)

そして龍馬の暗殺を企てた人物に迫っていくのですが…、取材をしていくとさまざまな想いが巡りましたね。今我々が、龍馬を有能な人物と評するのは難しいことではありません。現代の私たちから見ても新しいと感じる考えを持っていたわけですから、当時の人からすれば、突拍子もないことを言う奴、大ぼら吹きくらいに思われていたのじゃないか、とか(笑)。また龍馬とは異なる考えを持った人たちのことも安易に批判などできないとも思いました。彼らも龍馬同様に、己の信ずるところを命懸けで貫いているのですから。

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龍馬に扮する前川さんと
龍馬を高く評価していた越前福井藩の松平春嶽

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福井県立図書館で特別に見せて頂いた資料
そこには何が記されていた?

さらに龍馬の意外な一面や、密かに抱いていた夢もご紹介しています。これもなかか興味深かったですね。33年という当時としても長くはない人生でしたが、坂本龍馬は生き切った人だと思います。また出会った人すべてに特別な人と感じさせる人物だった。そしてすべてがドラマティックなんですよね。誕生日に暗殺されたり、首謀者がずっと謎だったり、こうして没後150年の年に貴重な手紙が発見されたり。もう小憎らしいくらいカッコいい男だと改めて思いました(笑)。

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土佐弁に苦戦して思わずこの表情!

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