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第1456回
命をつなぐ動物園

2017年12月2日 夜9時〜

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鈴木 ちなみ(すずき ちなみ)

1989年9月26日生まれ。岐阜県出身。女優として数々の映画・ドラマ、バラエティ番組に出演。またレポーターとしても幅広く活躍。特技は書道、新体操。趣味は読書。ミステリーハンターは今回で2回目。

次回「世界ふしぎ発見!」では、いつも解答者として番組を盛り上げてくれている鈴木ちなみさんがミステリーハンターに!日本とポーランドで命を繋ぐ物語を取材してきた鈴木さんにお話を伺いました。

子どもだけでなく大人にも大人気の動物園で
飼育員の方たちが取り組んでいる
近年重要性が高まっている課題とは?

最近の動物園は、希少な動物を見ることが出来るというだけでなく、展示にもさまざまな工夫があり、とても楽しいですよね。自然の中でその動物がどんなふうに行動しているのかがわかり、驚くこともあります。友人と行ったり、取材をしたりするたびに、より魅力的な場所になってきていると感じます。そして今回番組では、そんな動物園がバックヤードで取り組んでいるもうひとつの顔を取材してきました。動物たちが生息している環境が変化し続ける今、動物園では「繁殖」という重要な課題を担っています。取材をして初めて知ることが多く、伺ったお話はどれも興味深かったです。

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絶滅の危機にあった動物の繁殖に
見事成功したポーランドへ!

京都市動物園では、ゴリラの繁殖に取り組む飼育員の方にお話を伺い、繁殖とは単に動物の出産をサポートし、生まれた赤ちゃんを元気に育てることだけではないことも知りました。目標は、生まれた子どもが、やがてパートナーと家族をつくること。でもそこまで道のりは容易ではなく、飼育員の方たちは日々試行錯誤なさっています。
また、1929年から繁殖に取り組み、繁殖をした動物を野生に戻すという究極の目標に成功した国、ポーランドでもお話を伺ってきました。

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ラスコーの壁画にも描かれているヨーロッパバイソン
かつての森の王者も20世紀には絶滅に瀕していた

ポーランドでは、世界に先駆けて繁殖を行い素晴らしい成果を達成しました。一時は国内でほぼ絶滅してしまったヨーロッパバイソンが、現在ビャウォヴィエジャの森と呼ばれる原生林でおよそ600頭生息しているそうです。私も野生のバイソンを見るために許可を頂いてその原生林に入りました。ヨーロッパ唯一の原生林というビャウォヴィエジャの森は…人の関与を極力排した森とは、これほどの迫力があるのかと感じました。その時の写真を見ると木がたくさんあるだけに見えるのですが(笑)、その場にいると圧倒されるような雰囲気があるのです。野生動物が生きる世界を垣間見た気がしました。

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ビャウォヴィエジャの森の入り口
現在は許可なく立ち入ることはできない

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