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第1453回
海を渡った幕末のサムライ
スフィンクスと写真を撮った男たち

2017年11月11日 夜9時〜

侍たちの意外な変化も発見?

エジプトのロケはもちろん飛行機で行きましたが、当時は船での長旅。食べ物から何か
ら色々と勝手が違って大変だったと思います。ただその一方で、今回取材して面白かっ
たことのひとつが、近代化された最先端の国で影響を受けて、平均年齢28歳の侍たちが
色々感化されていく様子が見えたところです。髪を伸ばし始めたり、シャツを着る者が
現れたり、ファッションに若者らしい変化が表れているんです。またコーヒーをすごく
気に入って、段々コーヒー通になったそうですよ。侍たちに親しみも感じました!

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侍たちが宿泊したのは当時最先端のホテルで
こちらは食事をとっていたホール
近代化を遂げたフランスの様子に侍たちはどう感じたのか…?

使節団の中で特に気になる存在が?

使節団のリーダーです。侍たちがパリで撮った写真を見ると、他の侍は真正面を向いた硬い様子なのに、リーダーだけ少し違うんです。少し斜に構えていたり、葉巻を持ったりとポーズが決まっていてしかもイケメンです!今テレビで活躍する男性の中にいても、引けを取らないカッコ良さやカリスマ性を感じました。使節団を外国へ引き連れていく覚悟も写っているのかもしれません。
幕末のヒーローというと坂本竜馬などもいますが、おそらく幕府内では一番初めに「日本はこのままではいけない!」と奮起してくれた人物だと思います。
150年前、日本の未来を考え、こんな風に旅をしてくれた若者たちがいたんだ!と感銘を受けましたし、大きな発見でした。叶うことなら…、リーダーとお話してみたかったです!

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侍たちの写真が発見された施設へ

印象に残ったこと、また見どころは?

今回、150年前に使節団のリーダーがパリで身に着けていた陣羽織を、ご子孫の方に見
せて頂くことが出来ました!蝶がデザインされていて、今見ても驚く程美しいんです。
陣羽織は侍が戦場で身に着けるものなので、それを見ていると、日本を代表して外国へ
行った彼の決意が伝わってくるように思えました。

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150年前にパリで身に着けていたという着物をご子孫の方に見せて頂きました

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