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第1452回
カムチャツカに!日本に!サケが遡る!
驚異のスーパーフィッシュ大追跡

2017年11月4日 夜9時〜

遡上したサケを美味しく味わえる季節ですね。新潟県村上市のサケにまつわる情報を都築紗矢香さんのコメントと共にご紹介いたします。

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歴史的な建物が立ち並ぶ黒塀の通り
城下町の情緒を感じられる村上市の人気スポット

日本初のサケ博物館
イヨボヤ会館で感動の瞬間を目撃!

イヨボヤ会館の地下で見ることができたサケの産卵は、貴重で忘れられない体験でした。10ヶ所ある観察窓のひとつに、産卵しそうなつがいのサケを見つけてから産卵が行われるまでじっと観察をしていました。その間2時間半くらいだったでしょうか。想像を超えたサケの世界を垣間見ることができました。まず驚いたのは、産卵しそうなメスのサケに、つがいのオス以外のオスが次々と近づいてくることです。つがいのオスは必死に追い払いますが、追い払っても追い払っても他のオスたちはメスに近づくのをやめません。つがうことができたオスも最後まで闘い抜かなければならず、本当に産卵は命がけだと感じました。そして数時間の格闘の末、やっと訪れた産卵のその時、最も印象的だったのは、一匹の負けオスの存在でした。産卵直後の一瞬を見逃さず素早くペアの下に滑り込み放精をしたオスです。その負けオスは、一見しただけではメスと間違えてしまうほど顔も丸く、体も小さいのですが、その小ささを利用したアタックだったのですね。しかもそのオス、尾びれはボロボロ、噛みつかれて身はえぐれ、どこにそんな力が残っていたの?という状態でした。子孫を残すという強い本能、サケという魚の逞しさを目の当たりにした瞬間でした。村上の方たちがイヨボヤ、「魚の中の魚」と敬うサケの一面を見ることができたと思います。(都築さん)

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「観察窓の向こうは、川なので
メンテナンスも大変なのだそうですが
こういった感動的な瞬間に立ち会えるのも
また本物の川ならではですね」(都築さん)

●イヨボヤ会館
住所:新潟県村上市塩町13-34
営業時間:9:00〜16:30(までに入館)
休館日:12月28日〜1月4日
三面(みおもて)川畔にある鮭公園(サーモンパーク)内の施設です

11月中まで伝統のサケ漁
居繰網(いぐりあみ)漁を
間近で見るチャンス!

毎年10月半ばから11月にかけて三面川の下流では、番組でもご紹介した居繰網漁が行われます。3艘の川舟で、漁師たちが呼吸を合わせてサケを仕留めていく様子を川岸から見ることができます。

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●三面川居繰網漁
開催期間:11月30日まで
出漁時間:平日・土曜日 9:00〜10:30
     日曜日・祝日 9:00〜10:30、13:00〜14:30
問い合わせ:村上市商工観光課

美しい町家造りの店舗で
村上が誇る極上の塩引きサケを!

番組で塩引きサケの作り方を教えてくださったお店です。この秋に遡上したサケは、伝統技法によって仕込まれ、これから食べ頃を迎えます。年末年始の贈答にも喜ばれそうですね。町家造りのお店も素敵です。

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●村上の千年鮭 きっかわ
住所:新潟県村上市大町1-20
営業時間:9:00〜18:00
※1月1日のみ休業

※この情報は2017年11月のものです

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