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第1442回
劇的空間 パリ誕生の秘密

2017年8月12日 夜9時〜

パリ大改造の象徴!オペラ座
バレエ経験者尾花さんだからこそ感じた感動とは?

パリに来られただけでも幸せでしたが、オペラ座での取材は、すべて一生の思い出です。特別に舞台に立たせて頂いたのですが、私にとってはまさに“聖地”ですから最初は喜びよりも、本当にいいの?と戸惑いの気持ちの方が勝っていました(笑)。でも舞台から客席を眺めた時は心から感激しました。一般的な舞台より奥行きと高さがあって、装飾も見事で本当に美しかったです。そして数々の名ダンサーたちもこの光景を見ていたのかと思うと感慨深かったです。

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若くまだ無名だった建築家ガルニエが設計したオペラ座
その舞台には世界でも珍しい仕掛けが!

オペラ座の舞台に立たせて頂いただけでも夢のような出来事でしたが、練習を拝見させて頂き、エトワールの方にインタビューもさせて頂きました。この幸運の連続に自分は舞い上がってしまうのではないかと思ったのですが、自分でも意外なことに真剣集中モードになりました(笑)。何一つ見逃すまい、聞き逃すまいと。インタビューでは、番組内容に関わることを伺いつつ、個人的に聞きたい質問もちゃっかり混ぜていました(笑)。そして意外であり、素敵だなと感動したのは、パリ・オペラ座バレエ団の方たちは、とってもアットホームな感じで現場にピリピリした雰囲気がなかったことです。実は、公演を舞台そでから観させて頂くというこれまた、またとない機会を頂いたのですが、舞台に出る直前までみなさんが雑談しているのには驚きました。さらに主演の方は、音楽が始まってもなかなか最初のポーズをとらないのです。幕が上がるまさにその時、急にパッとポーズをとり、見ていた私の方がドキドキしてしまいました。でもさすがプロ!ですね。

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「練習風景も食い入るように見てしまいました(笑)
踊りが決まると見ているダンサーたちが
拍手していたのも印象的でした」(尾花さん)

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現在唯一の日本生まれのパリ・オペラ座バレエ団の正団員
オニール八菜(はな)さんはバレエ団の最高ランクである
エトワールに最も近いダンサーと言われている

写真や映像を見るだけでもパリは素敵な街だと感じますし、私もずっと憧れてきました。そして実際に行き、さらに魅了されてしまいました。帰国してしばらくは、しょっちゅうスマホで撮った写真を眺めていました。今も1日1回は見ていますね(笑)。

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