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次回「世界ふしぎ発見！」の舞台はフランスのパリ。さまざまな国の多くの人々にとって永遠の憧れの街は、どのようにして生まれたのでしょうか？花の都パリ誕生の秘密を探るのは今回がミステリーハンター初挑戦となる尾花貴絵さん。自身もパリにずっと憧れていたという尾花さんにお話を伺いました。

19世紀半ばに始まった都市改造計画
パリのシンボルが続々と誕生！

子どもの頃から絵本のようなヨーロッパの街並みに憧れていましたし、バレエに打ち込んできた私にとってオペラ座のあるパリを訪れることは、まさに夢でした。仕事を始めてからは長期休暇も取りにくいですし、いつ行けるかな…と思っていたのですが、今回の取材で思いもよらず幼い頃からの夢が実現しました(笑)！本当に嬉しかったですし、現地へ行ってからは感動の連続でした。あまりにもハッピーだったからでしょうか、今振り返ると初めてのミステリーハンター、初めてのレポートへの緊張や不安をそれほど感じないで取材ができました。

取材をしたのは、みなさんよくご存知の場所です。でもその誕生にはさまざまなドラマがあってとても興味深かったですし、実際に行ってみると予想外の感動や発見がありました。印象的だったことのひとつが、凱旋門です。パリの街並みを一望するなら、凱旋門の屋上が最高ですよ！高過ぎず、低過ぎず街並みと建物の素晴らしさが一番良くわかるビューポイントだと思いました。エレベーターでも上れますが、建設当時のままの雰囲気を味わえる螺旋階段がおススメです。階段は上り専用と下り専用の2箇所あって、幅が狭いため基本的には引き返せないのですが、ギブアップしそうな頃到着するという絶妙な長さでした(笑)。

凱旋門の上から見ると、パリは世界有数の都市でありながら街並みを守ることをいかに大切にしてきたかよくわかります。高層建築がないので、遠くまで見渡せますし、有名な建物がどこにあるかすぐにわかります。上から見下ろしても美しい街だと思いました。