2017年4月29日 夜9時〜
宮地 眞理子（みやち まりこ）
1978年2月27日生まれ。神奈川県出身。女優として映画、TVドラマ、舞台などに多数出演するほか、CM、雑誌等でも幅広く活躍。趣味はボディボードと映画鑑賞。「映画は本当に大好きですね」との言葉通り、映画雑誌に連載を持っていたこともあり、自身でも「RAILWAYS」（'10年）、「誘拐ラプソディー」（'10年）に出演。ドラマではTBS「温泉へGO！」('08)にレギュラー出演する。特技は、新日本舞踊、合気道。ミステリーハンターは今回で62回目（スペシャルの回は含まず）。
学校や職場へ持っていくお弁当や、列車の中で食べる駅弁、はたまた行楽弁当など弁当が発達してきた日本。今回はミステリーハンター・宮地眞理子さんが再び弁当に注目します。日本はもちろん世界から多様なお弁当事情をレポート！
特にフランスでは人気があって、「BENTO」で普通に通じるのは驚きでした！シャケや唐揚げが入ったまさに日本のお弁当を売るお店も大人気なんです。お客さんはほとんどフランスの人ですが、イートインスペースを見るとみなさん普通にお箸を使われていますね。「だってナイフとフォークだったらケータイを見られないでしょ」だそうですよ(笑)。
食べ方の違いも発見？
「先におかずだけ食べてからご飯にお醤油やソースをかける人もいて、
そのバランスも面白かったですね！」（宮地さん）
日本の新幹線で食べたお弁当に感動したフランスの方が、帰国後に開いたお弁当店を取材しました。和食とフレンチを融合したネオなお弁当も面白いのですが、一番驚いたのがこのお店で行われているお弁当教室。例えば、日本人はお弁当の中身を隙間無く詰めますよね？でもこの教室では、お弁当箱がまるでキャンバス!?黒ゴマを敷き詰めた上にニンジンのお花が咲いているなど、想像を超えた展開も…。中身が飛び出ている3D弁当もあって、「フタはどうするの？」と聞くと「あ、そうだった！」ととりあえず一度横に寝かせていました(笑)。
「自分がお弁当をつまらなく詰めていた気がし始めて、
自由な発想もいいなと刺激になりました！」(宮地さん)
熊野三山に参詣する世界文化遺産の熊野古道を歩く人に、民宿の女将さんが作ってくれるお弁当や、江戸時代の旅行記・東海道中膝栗毛に紹介されたお弁当などもご紹介します。また江戸後期、歌舞伎など芝居文化と共に誕生した幕の内弁当の取材では、歌舞伎座で俳優の坂東亀三郎さんと亀寿さんが場内の案内をはじめ、お話を聞かせて下さったり、なんと花道を歩いてみせて下さったりして大感激でした！でも出演する側のお二人は、桟敷席の幕の内弁当を召し上がったことがなくて、このお弁当に興味津々…。「わ〜！いいなー」というお二人のものすごい視線を感じながら食レポをしました(笑)。
京都では仕出し料理店 井傳の美味しく美しいお弁当をご紹介！
「見た目から味から、お弁当にちょこっと入っている
その一品に込められた手間ひまに驚きました！」