2017年4月15日 夜9時〜
船の旅が始まると、憧れだったアマゾンにどんどん魅了されていきました。数日間日中ずっと船に乗って過ごすということも初めてですし、心はいつも静かな興奮状態でした。川岸の風景は殆ど変わらないのに見ていて全く飽きないのです。瑞々しいジャングルの森、広い空に一列に並んだ雲、その空を鏡のように映す川…。アマゾンは、茶色く濁った川ですので、日本の川を見慣れているので初めは汚いように感じましたし、ピラニアやワニがいるかもと手を入れるのも怖いイメージがあったのですが、2日目くらいからは暑さもあり飛び込んで泳ぎたい!と思うようになりました(笑)。
宿泊するホテルを探しに街へ行くと偶然カーニバルの真っ最中!
杏奈さんも得意のダンスで街の人たちを盛り上げます
アマゾンの水を掛け合い絵の具を顔に塗るというカーニバル
その洗礼をしっかり受けた杏奈さん
船で行く秘境の旅では、自分自身の知らなかった一面を知ることができたというのもとても印象的で面白かったですね。アマゾンのスケールの大きさに感動したかとおもったら、急に大切な人たちの顔が思い浮かび日本が恋しくなったことがあったんです。そんなことこれまで一度もなかったのですけど(笑)。また初めはちょっと戸惑ったことでも、すぐに慣れる案外たくましい自分にも驚きました。おしりが痛くなった船も、テントを張らせて頂いた蒸し暑かった倉庫も、自分とスタッフのみなさんがいる場所はすぐに心地いい所になるんです。もしかすると秘境に向いているんでしょうか(笑)?
船旅の食事は殆どが自炊
「目玉焼きやツナサンドにこんな美味しかった!?
と感動できました(笑)」(鉢嶺さん)
スクープ映像!?ナマケモノとの遭遇
「このナマケモノと出会ったときはスタッフ全員が大笑い
そしてさよならするまで終始笑顔でした!」(鉢嶺さん)
驚きの遭遇場面は番組で!
イキトスからプカルパまでの船の旅は本当に濃厚な時間でした。感動や感激を味わう瞬間もある一方的で、雨で思うように進めなかったり、船のエンジントラブルもあり、本当に‘伝説の川’に辿り着けるの?という思いがよぎったこともありました。ですからそこまででかなり自分のエネルギーを使い果たした感があったのですが、プカルパから‘伝説の川’までもけっこうハードだったんです(笑)。雨で沼のようにぬかるんだ山道を歩き、心が萎えそうになりました。でもそうしてやっと辿り着いた‘伝説の川’は、本当に素晴らしい所でした。日本の多くの皆さんはもちろん、是非ペルーの方にも、そして世界中の方に見て頂きたい場所です!
何百年も忘れ去られていた‘伝説の川’
その驚きの姿とは!