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第1429回
花見が100倍楽しめる!
桜をめぐる物語

2017年3月18日 夜9時〜

三大桜の名所・長野県伊那市の高遠城址公園は
昼と夜、まるで違うサクラの風情に…

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高遠のサクラはタカトオコヒガンザクラと呼ばれ、
小振りで色の濃いコヒガンザクラの中でもひと際赤みの強い花

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夜はライトアップによって艶やかで妖艶な雰囲気に
武田信玄の子・仁科盛信が壮絶な最後を遂げた城でもあることから
多くの家臣と共に討ち死にしたその血がサクラを赤くしたという言い伝えも…

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高遠城址公園の名物はなんと“伊那餃子”
具にはサクラの葉の塩漬け、皮には伊那谷名物のアマランサスの実が入っています
「桜餅に感じるようなサクラの香りが、餃子の中にフワッとしますね。
味噌ダレにすごく合っていました!」(中田さん)

“世界ふしぎ発見!劇場”の舞台裏

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番組でご紹介したように、現在の花見スタイルの生みの親とも言われるのが、江戸幕府8代将軍の徳川吉宗です。墨田川沿いにサクラを植樹し、娯楽として庶民に花見を推奨した吉宗ですが、そこには年貢の取り立てに募る不満のガス抜きと、堤を踏み固めて治水対策を行うという狙いも…。

このとんちのきいた江戸っ子らしい逸話を表現するため、今回あえて選んだのが教育番組のような人形劇でした。しかし、人形劇の知識などまるでなかった制作チーム。色々な動画を見て研究するところから始まりました。CGから模型まで何でも作れる社内のスタッフに相談したところ、あまり経験がない作業ということで逆に乗り気に!逆境に燃えるタイプですね(笑)。生地や型紙を揃えるところから人形作りを担当し、撮影のおよそ1ヶ月前から制作がスタートしました。

撮影スタッフとも打ち合わせを重ね…、いよいよ迎えた本番当日。午前中に別の桜ロケをしていたミステリーハンター・中田さんはそのままスタジオへ駆けつけ、都内で打ち合わせしていた比嘉さんも後からスタジオに合流。

この人形劇はキャラクターの表情も含め、全体的にユルさのあるイメージで作りたいと思っていました。そこで人形師は全てAD陣が担当。ですが人形の演技などまるで経験のないADたちはもちろん苦戦。ところが途中から…、憑依したかのように人形の動きが表現力豊かなものに!こちらの指示に人形の頷きで返したり、上手くいかない時は人形が肩を落としたり…。ミステリーハンターの二人は、正解VTR用の掛け合いに挑戦。現場では二人の声に合わせて人形が完璧に動きました!

お昼からセッティングを始め、15時から撮影開始、全ての撮影を終えたのは23時を越えた頃…。あの人形劇は、中田さんと比嘉さんの番組愛はもちろん、スタッフの熱い気持ちによって作られた“世界ふしぎ発見!劇場”だったのです。機会があればまた挑戦したいと思います!

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