2017年3月4日 夜9時〜
ここでは取材スタッフに聞いたロケ中のこぼれ話や、ナミブ砂漠の国立公園にあるロッジについてご紹介。
ナミビア北限にあるヒンバ族の村の取材は、ロケの終盤、帰国直前でした。帰りのフライトを考えると村での滞在時間は僅か5時間…。ですがカピカ村長たちは急遽、近隣の村のお葬式へ出かけていたため不在でした。いつ戻るか分からない村長たちを待つこと3時間、会えた時の感動はひとしおでしたが、本当にハラハラドキドキの取材に。
何日間もかけてお葬式から戻られたヒンバの皆さんは、長距離移動でとてもお疲れのはずでしたが、10年ぶりの宮地さんの訪問を心から歓迎してくれました。そして、ヒンバの皆さんが気になったのは宮地さんの近況。「結婚はしたのか?子どもは何人産んだのか?」。しかし、10年前の“ヒンバレディ嫁入り修行”の甲斐も虚しく…、みなさんの質問にすっかりタジタジの宮地さんなのでした。
前回同様、姉のようにお世話をしてくれたウワセルワさんと
冷蔵庫や照明は日中の太陽光を利用するなど、環境に配慮されたロッジでした。砂漠のロッジならではのユニークなインテリアも面白かったです。またエアコンが無くても大きな窓から涼しい風が吹き抜け、テレビの代わりにどこまでも広がる雄大な砂漠の景色と、満天の星空を眺められます。国立公園の真ん中に建つこのロッジから見える星空は、360度視界が広がる天然のプラネタリウム!南半球でしか見ることのできない南十字星の側にはハエ座、そしてハエを狙うカメレオン座など、ユニークな星座を見つける楽しさも。さらに天の川やマゼラン星雲までくっきりと見えます。世界各地で夜空を撮影してきた「世界ふしぎ発見!」のカメラマンも大興奮だった極上の星空を是非、体験して頂きたいと思いました。
<Sossus Dune Lodge ソスス・デューン・ロッジ>
住所 Sossusvlei, Sesriem, Namibia
料金一例 デューンシャレー・ルーム
1泊1部屋 大人1名あたり1,650ナミビアドル(約14,000円)
ランプシェードに使っているのはダチョウの皮!
やさしく透ける光が室内を温かく照らし出し…、
夜のロッジはオーストリッチだけにリッチな雰囲気(笑)!?
日本では馴染みのないナミビアの食べ物ですが、B級グルメのような感じで、カッパーナという様々な肉のBBQがあります。金額分の肉を塊から切り分け、特製のピリ辛スパイスとオニオンをトッピングして食べます。仕事の合間や学校帰りに、老若男女が楽しむナミビア庶民の味です。ホテルのレストランでも食べたオリックス、クドゥなどの肉のほか、現地の人に人気なのは何と言っても噛み応えたっぷりのビーフ。ナミビアの人々の逞しさを感じるダイナミックな味わいでした。
ナミビアの知られざる名産が塩
道沿いに塩の直売所があるほか、ソルトロードと呼ばれる塩を固めた道路も!
アスファルトで固めるよりも安くお手軽なのだとか
※情報は2017年3月現在