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第1421回
大いなる人類の遺産 メソポタミアとシルクロード

2017年1月14日 夜9時〜

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中田 あすみ(なかだ あすみ)

1988年4月5日生まれ。東京都出身。趣味は、カメラ、手芸、スポーツ観戦、家庭菜園、読書とインドア&アウトドア派。最近は愛車のクロスバイクで走ることもお気に入り。特技は、らくがき風イラスト。レポーター、モデルのほか、NHK「ビットワールド」ピンキーマカロン役など幅広く活躍中。ミステリーハンターは今回で16回目。

1986年の番組開始以来、「世界ふしぎ発見!」では世界各地の文明の遺産を取材。しかしそれら人類の遺産の中には、戦乱や災害によって傷ついたものが幾つもあります。今回はその中から2つの場所にスポットを当て、30年間の貴重映像と共にご紹介!まずはミステリーハンターの中田あすみさんに取材のお話をお聞きします。

向かったのは人類の文明が生まれた場所?
そこで取材したのはなんと…!

約6000年前から3500年間にわたって栄えたメソポタミア文明で、場所は現在のイラク周辺です。メソポタミア文明末期のバビロンという町に、後世「バベルの塔」と呼ばれた塔が作られました。当時は「ジッグラト」と呼ばれて、メソポタミア文明で約30建てられました。その一つがイランに残っていると聞いて取材へ!ですが、そもそもバベルの塔は実在のものだったの?ということと、その遺跡の意外な姿にビックリしました!
中東はISの問題などでなかなか行ける状況ではないですし、戦乱や災害で歴史的な建造物が破壊されている悲しい現実も…。その中でまだ残っているメソポタミアの遺跡を今回見に行けたのは本当に貴重な体験でした!

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バベルの塔は旧約聖書「創世記」に登場する巨大な塔
「砂漠地帯の何もないところに建つ巨大遺跡はすごい存在感でした!」(中田さん)

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さらに山岳地帯にあるメソポタミア文明に関する重要な遺跡へ!
普通は入れない工事現場の足場のような場所を上がり
断崖絶壁に刻まれた碑文の様子まで撮影!

イランで体験して印象的だったこと、また食事は?

イスラム教の国はたくさんありますが、その中でもイランは空港で女性と男性が別ブースになっているなど、宗教上の決まりごとがしっかり守られている感じでした。また観光客でも女性は髪が隠れるようにしたり、スカートはだめなので長いワンピースの下にパンツを履いたりも。実際に体験して分かったのは、頭にスカーフを巻く難しさですね。動いているうちにやっぱり取れてきてしまうんです。事前にスカーフの止め方を教わりましたが、風が強かったですし、コツもあるようで、今回は最後までマスター出来ず…。あとお酒は観光客も飲めませんが、その代わりノンアルコールビールの種類がすごくたくさんありました(笑)。

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バベルの塔のモデルとなった遺跡の上へ
「スカーフがあると、日差しの強い昼間にジリジリすることもなくて
過ごしやすくなるのも実感しました!」(中田さん)

食事は美味しくて、イランでも海が近い方では魚料理も食べました。面白かったのは食事の時に、「ホールケーキが出てきた!?」と思ったら全部、ご飯だったこと(笑)。サフランライスと普通のご飯で出来ていて、お釜で炊いたものをひっくり返して盛っているので、おこげもたくさん付いていて美味しいんです。やっぱりイランの人たちもおこげが好きで、おこげが下の方にあると辿り着く前におなか一杯になってしまうから、ひっくり返して美味しいところから食べるそうですよ。今回は海外へ行く時に用意するお味噌汁を一度も飲みませんでしたし、どちらかというと苦手な羊料理も素材が新鮮だからか美味しくて、つい色々食べ過ぎて帰国しました(笑)。

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