2016年12月3日 夜9時〜
取材で訪れたノーベル賞ゆかりのスポットをご紹介。
ノーベル賞の晩餐会や舞踏会の舞台となるストックホルム市庁舎。その地下にあるレストランでは、晩餐会と同じ料理が食べられます。通常のコースは前年の晩餐会で振る舞われたメニューで、それ以前の料理が食べたい場合は、食材準備などの都合上、事前に10人以上で予約すれば、好きな年のノーベルディナーを味わうことが出来ます。※要予約。
ストックホルム市庁舎の地下にあるレストランの様子
ノーベルディナーは前菜・メイン・デザートの3皿のみ
小さな会場の狭いテーブルには、この数が限界なのだそう
<STADSHUSKÄLLAREN>
住所 Hantverkargatan1 105 35 Stockholm
営業時間 月曜日 11:30〜14:30
火〜金曜日 11:30〜0:00
土曜日 17:00〜0:00
日曜定休
ストックホルム市庁舎では、ノーベル賞の晩餐会が開かれ、1300人もが一堂に会する青の間や、受賞者が参加する舞踏会の会場・黄金の間などを、約1時間で巡る市庁舎見学ツアー(100スウェーデン・クローナ)が行われています。
たくさんの金箔モザイクガラスが使われ、正面の壁画には
メーラレン湖の女王と呼ばれる女神が描かれた黄金の間
<STOCKHOLM STADSHUSET>
住所 Hantverkargatan 1 111 52 Stockholm
※日本語ツアーはありません。
ノーベル賞の設立者アルフレッド・ノーベルと、900人にも上る歴代受賞者の功績から受賞者が寄贈したノーベルグッズまで、ノーベル賞に関係する様々のものを見ることが出来ます。
ノーベル物理学賞を受けた天野浩さんのコーナー
<Nobelmuseet>
住所 Börshuset, Stortorget, Gamla Stan
開館時間
夏季 毎日9:00〜20:00
9月中旬〜5月中旬 水〜日曜日11:00〜17:00(火曜日は〜20:00)、月曜休館
ストックホルムのシェフ、サヤン・イサクソンさんは、来日した際に訪れた一軒の居酒屋に感銘を受け、居酒屋特有の雰囲気に注目した新たなスタイルの日本食を提案。その腕を高く買われ、2015年のノーベル賞の晩餐会ではメニューの考案を任されました。彼が経営する日本食レストラン「SHIBUMI」は、ストックホルムで最も予約のとれないレストランに。食材はスウェーデンやスカンジナビア産を使う地産地消で、調味料は日本のものが中心。料理方法にも、食材を大事に活かす日本の文化が取り入れられているそう。
ご飯の上に漬け物の乗せた人気メニュー「Donburi」
<SHIBUMI>
住所 Kungstensgatan 2 1145 25 Stockholm
営業時間 火〜土曜日 18:00〜0:00
日、月曜日定休