(毎週変わるイメージ画像)

(ひとしくん)

バックナンバー

毎週土曜日 よる9:00から放送

バックナンバー

第1406回
マヤ 最新調査報告

2016年8月27日 夜9時〜

近年日本では、さまざまな種類のハチミツを揃えた専門店が話題になっていますが、メキシコには世界でも珍しいハチミツがあります。番組でもご紹介した、ハリナシミツバチによるマヤ伝統のハチミツについて担当ディレクターに教えてもらいました。

村のお母さんたちが守るマヤ伝統の養蜂
そして生まれた新たな商品

(イメージ)

ハリナシミツバチのハチミツから作られた商品
石鹸、シロップ、目薬、クリーム
商品名の「アフ ムケン カブ」は
マヤ神話に登場するミツバチと養蜂を守る神の名
「顔や手にはもちろん、荒れた唇や
ちょっとした傷や火傷に塗るといいという
万能クリームがおススメですね」(白石さん)

小規模ながらマヤ伝統の養蜂を守っているのは、とても元気な村のお母さんたちでした。その村は大人気の世界遺産、チチェン・イツァからだと車で約2時間、ユカタン半島観光の拠点となる街カンペチェからだと1時間弱の所にあります。観光地化されていない素朴な村でした。ハリナシミツバチの養蜂は、マヤ文化圏で1000年以上前から行われていましたが、現在メキシコでも西洋ミツバチの養蜂が主流で、マヤのハチミツはとても希少です。ですからお母さんたちは、少しでも多くの人にその良さを知ってもらい長く伝統が継承されるよう食用だけでなく石鹸やクリームなどに加工した商品を開発しました。それらの商品は村のショップで購入できます。
また抗菌作用に優れたプロポリスを多く含むこともマヤのハチミツの特徴です。そのためマヤでは薬としても利用していました。ハチミツの味ですが、1年かけて熟成発酵させるため甘みはそれほど強くなく酸味がありました。白石さんは、レモン風味と言っていました。

(イメージ)

マヤのハチミツ、またクリームなどの
商品を購入できるショップ「Koolel Kab」

■Koolel Kab
住所:Domicilio conocido, Col. Ich-Ek, Hopelchen, Campeche

※情報は2016年8月のものです

外部サイトへリンクします