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ミステリーハンター・鉢嶺杏奈さんは
オリンピック開催まであと4カ月に迫ったリオデジャネイロへ！

オリンピック目前！
リオデジャネイロは劇的な変貌を遂げている？

町の変化は著しいと思いました！日本から遠いブラジルに飛行機で到着して、さらに車で目的地へ向かったのですが、今度は渋滞で中々辿りつけなくて…。そこでオリンピックの開催を機に作られた、次世代型の路面バスを取材すると、これがもう全く違うんです！専用道路を走るので、信号で止まる以外は渋滞を追い越してスイスイ。取材の時はまだ完成していない路線もあって、そこはやっぱり混んでいたので、その素晴らしさが一目瞭然で分かりました！

一番変化が起きているというスラム街・ファベーラへ

ファベーラを取材すると聞いたときは正直、怖いと思いました。麻薬とか路地に入ったら死ぬとか、映画「シティ・オブ・ゴッド」の印象が強かったので…。取材の時はガイドさんとボディガードさんと一緒に行きましたが、でも足を踏み入れると意外にも家々がカラフル！小さい家が立ち並ぶ狭い通りには、スピーカーが置かれていて、ラテン系の音楽がガンガン流れているんです。みんなで踊っていたり、子供たちが裸足で走り回っていたりして、音と笑い声に溢れている！というのが第一印象でした。

ただ中には撮影NGの場所もありましたし、私が目にした様子が全てではないと思います。でも自分の中のイメージやネットの情報とのあまりの違いに、本当にビックリしました。だからガイドさんに、オリンピックを前にファベーラがどれくらい変わったのかお聞きしたんです。するといつもニコニコしていたガイドさんが、ふと表情を変えて教えてくれたのは、自分が子供の頃は全く違っていて、平和で楽しいという感情を知ったのは本当に最近だということ。今子供たちが道を走って行く姿を見て、鳥肌が立つくらい嬉しいそうです。その言葉に、色んな事情や感情があって、そして今のファベーラがあるんだなと、自分が浅はかに思えてしまうくらい衝撃を受けました。

だからオリンピックに向けて町も発展しているけれど、取材をしてファベーラもリオの町の人の意識も、どんどん変わっているのを感じました。とにかく陽気で、笑顔を返してくれて、気持ちのまま突き進むようなエネルギーで、みんながひとつの方向に向かっている様子も注目だと思います！