2016年3月5日 夜9時〜
ここではロケの裏話や取材先の情報についてご紹介!
<One&Only Le Saint Geran ワン&オンリー・ル・サンジェラン>
住所: Pointe de Flacq, Mauritius 230
料金 ヴィラ(1泊) €3,874 、ジュニアスイート(1泊)€350~
□スタッフコメント
入り口からドラの音で迎えられ、まず衝撃でした(笑)。おしぼりとフレッシュジュースでもてなされますが、ジュースにはマドラー代わりに不思議な棒が入っていて、なんとサトウキビスティック。モーリシャスを車で走ると、延々とサトウキビ畑の間を進むことになるので、「まさにモーリシャス流のおもてなしだな〜!」と面白かったです。ホテルの方によると、お客さんの殆どはリピーターで長期滞在されるそうですよ。
<自然史博物館>
住所: La Chaussée, Port Louis, Mauritius
□スタッフコメント
ドードーの姿を復元したもの、骨格標本などドードーが生きた数少ない痕跡のほか、近年、ドードーの骨の発見が相次いでいる「mare aux songes 夢見る沼」での発掘の様子の動画や記録が見られます。
<ブルーペニー博物館>
住所: Caudan Waterfront, Block A, Port Louis, Mauritius
開館時間 平日10:00〜17:00、日・祝日休館
□スタッフコメント
番組でご紹介したように、ブルーモーリシャスの価値をあげるきっかけになったのは、彫金師バーナードがPOST PAIDをPOST OFFICEと彫ったためだったでした。切手収集家・金井宏之さんはモーリシャスを訪れた際にバーナードのお墓にも足を運んでいます。きっと思い入れがあったのでしょう。私たち撮影隊もバーナードのお墓の撮影に行きましたが、手がかりは1枚の写真のみ。実はロケまでに墓の在りかが分からなかったんです。墓地の昔の記録は残されておらず、あらゆる手を尽くして調べてもらいましたが、金井さんをお墓に連れて行った方たちも既に亡くなられていて…。
そこで、ディレクター、カメラマン、VE、AD、コーディネーターさん、墓地案内人の総勢6名で、お墓に刻まれた「Joseph osmond barnard」の名前を探すことに!墓地を全部回るのに数時間かかりました。途中、突然現れた野犬に驚いて転びそうになりもしながら…、あれほど人のお墓を見て回ったのは初めてです。小雨の中、粘りに粘りましたが結局見つけられず、撮影を諦めて帰国しました。
すると帰国後すぐ、コーディネーターさんから一通のメールが。そこにはバーナードのお墓の写真がありました!みんなであんなに探しても見つからなかったのがどうにも悔しく、後日一人で探しに行って下さったんです。お墓は鬱蒼と茂った木の陰になっていて、分からなかったようです。悔しい!結局番組でお墓のシーンが使われることはありませんでしたが、見えないところにスタッフ全員の執念が込められている、そんなモーリシャスのレポートです(笑)。
ついに見つかったジョゼフ・オズモンド・バーナードのお墓
<ユーレカハウス>
住所: La Maison Créole, Euréka , Moka
開館時間 月〜土 ・9:00〜15:00 日・9:00〜15:30
□スタッフコメント
番組ではご紹介しきれませんでしたが、ユーレカハウスはモーリシャスがイギリス領だった頃に建てられた、クレオール様式のお屋敷です。当時島で流行っていたというピアノのほか、ヨーロッパの壺があれば、日本の伊万里焼や九谷焼のティーセットもあって、世界中から集められた食器や家具が飾られています。またなんと言ってもキッチンが素敵で、古いかまどはそのまま残され、料理教室などが開かれるそうですよ。建物のテラスはカフェになっていて、別棟のキッチンから出来立て料理が運ばれてきます。庭を眺めながらマダムが楽しそうにお茶していました。
部屋は中国の物を集めた部屋や、ヨーロッパテイストの部屋などテーマ別
中庭の植物も手入れが行き届いていて、ここに来る価値は相当あり!
<公益財団法人 山階鳥類研究所>
住所: 千葉県我孫子市高野山115
□スタッフコメント
取材では特別に、収蔵庫と呼ばれる鳥の貴重な剥製が眠る倉庫に入らせていただきました。中に入ると嗅いだことのない強烈な匂いが…。剥製を守る防虫剤の匂いだそうです。狭い通路の両側には棚が続き、その引き出しの中に剥製が詰め込まれていました。しかも全て羽を閉じられ、トウモロコシ状態にコンパクトに収納。効率的に収納するためですが、ゴロンと並んだトウモロコシ状の鳥はあまりにも見慣れない姿で、面白かったです!
普通は離れて観察するしかない鳥ですが、剥製になると間近に見られるわけで、ペンギンがあんなに大きいとは知らなかったし、翼を広げた状態のアホウドリなんてとんでもない大きさです。「翼って、鳥の羽ってこんなに大きいの?長いの!?そりゃ飛べるわ、鳥!」と思いました。でもそれに比べるとやはりドードーの羽って、本当に小さいんですよね。あれは絶対に飛べないです!
同研究所は収蔵庫には入れませんが、毎月1回第4金曜日に見学会が開かれているようです。※要事前予約
まだまだ謎の部分が残されたドードー
<有馬切手文化博物館>
住所: 神戸市北区有馬町663-3
開館時間10:00〜16:00(入館は15:30まで)、火曜日休館
料金 大人500円、中・高生200円、小学生以下無料
□スタッフコメント
切手収集家・金井宏之さんが晩年に作られたこの博物館は、日本の郵便の歴史や珍しい記念切手が、実際の切手とともに展示されていて圧巻でした!切手をもとにした年表もあって、切手というのは本当に時代や世相を反映するんですね。記念切手を見ればその年に何があったのか知ることが出来ますし、普通は知らない意外な記念日を知る機会にも。土木学会創立100周年なんて切手も発見!また中国から観光に来た方々に人気なのが、使用済み切手のキーホルダーで、キティちゃんやドラえもんなどキャラクターものは爆買いされるそうです。