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第1376回
ダイアナ 人々の心の王妃からの贈り物

2015年11月14日 夜9時〜

ウィリアム王子の初来日の行動が物語る
母から息子へ受け継がれた意志

またダイアナさんは傷つき苦しむ人を助けたい、そのために自分は何ができるのかといつも考えていた方でもあります。離婚をして王室を去ってからより社会活動に力を注いだ事実からも、ダイアナさんの想いの強さが感じられました。さらにダイアナさんのすごいところは、多くの人を助けるためにご自分への過度とも言える注目度を積極的に利用したことです。ご自身を傷つけ苦しめたものに対しても、冷静にそのメリットを熟知していたのですね。

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ダイアナと地雷除去運動を行った
元イギリス赤十字社事務総長のマイク・ウィットラムさん

共に社会活動をしていた元赤十字社のウィットラムさんは、ダイアナさんを慈愛に満ちた人だとおっしゃっていました。そして写真家のジェイソンさんは、そんなダイアナさんにウィリアム王子はそっくりだと言います。今年ウィリアム王子が初来日されたときに王子と交流された方たちを取材して、私もそう実感しました。ダイアナさんのことを語ってくださった方々にとって、ダイアナさんとの思い出は本当にかけがえのないものなのだと思いましたが、ウィリアム王子と交流された方にも同じように感じたのです。

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ウィリアム王子と懇談された
石巻市在住の木工作家遠藤伸一さん
「ウィリアム王子からおくられた温かい
お言葉を教えてくださいました」(豊田さん)

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ウィリアム王子が宿泊した福島の旅館
そのときに王子が召し上がった
福島産の食材で作られた料理を再現して頂いた

取材をしてダイアナさんを知れば知るほど37歳という若さでこの世を去ってしまったことが本当に残念でなりません。でもその一方で今も過去の人ではなく、素晴しいものを遺してくださっているということにも気付きました。私は人々の心の王妃になりたいとダイアナさんは言っていたそうです。それはもう実現されていたのですね。

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亡くなったパリの事故現場には
今もダイアナへのメッセージを記す人が絶えない

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