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世界中が嘆いた衝撃的な悲報から18年。今なお人々の心の中で輝き続けているダイアナ。次回「世界ふしぎ発見！」ではイギリスの皇太子妃となってから常に世界から注目されていたダイアナが心から望んでいたことを探ります。イギリス、フランス、モナコ、そして日本で取材をし、ダイアナの実像に迫ったミステリーハンターの豊田エリーさんにお話を伺いました。

ダイアナと交流のあった人たちに
豊田エリーさんがインタビュー！
華やかで美しいプリンセスの素顔とは？

私がダイアナさんのことではっきりと覚えているのは、事故でお亡くなりになったときのことです。当時私はまだ8歳くらいでしたが、両親がとても驚き、そして悲しんでいる様子を見て、子どもながらにすごい方だったんだなと思った記憶があります。ですから若くして交通事故で亡くなったというセンセーショナルなイメージが強かったのですが、今回の取材でイギリスのプリンセスとして、また母として魅力的で素晴しい実像を知ることができました。

取材ではたくさんの方にインタビューをさせて頂きました。教えて頂いたダイアナさんのお話はどれも印象的でしたし、語ってくださったみなさんもとても素敵な方たちばかりでした。なかでも直接交流のあった方しか知りえないダイアナさんの気さくで、お茶目なところを覗かせるエピソードが私は好きですね。ダイアナさんのドレスを作ったデザイナーの鳥丸軍雪（とりまるぐんゆき）さんは、ダイアナさんのそんな一面に触れて一瞬にして魅了されたとおっしゃっていました。

鳥丸さんは、ダイアナさんの印象を普通の人とおっしゃっていました。それは私たちと同じような普通の感覚を持っていた方ということで、そのことはダイアナさんが意識的に大切にしてきたことではないかと思います。写真家のジェイソン・フレイザーさんには、ダイアナさんの子育てのエピソードをいろいろと教えて頂きましたが、息子たちに一番望んだことは、普通に育ってほしいということだったそうです。