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次回「世界ふしぎ発見！」の舞台は築地。日本最大規模を誇り、市場の象徴とも言える築地は、食のプロが働き、食のプロが通う場所。築地市場、そして築地の食材で究極の美味を追求してきた料理人の方たちを取材したミステリーハンターの白石みきさんにお話を伺いました。

来年移転する築地市場
80年の歴史ある市場を訪れるなら今！

築地市場は東京に住んでいる人にとって、食生活を支えてくれている大切な場所です。直接買い物に行くことはなくても、親しみがありますし、お世話になっていると意識はあると思うのです。でも意外と知られてないこともまだあるんですね。私は以前にも番組で築地を取材しましたが、今回はお昼頃になると1日が終わったような感覚になってしまう‘築地ボケ’になるほどじっくり築地を取材して、改めてその奥深さと魅力を発見できました。

連日築地を取材して、まず驚いたのは外国人の方の多さです。場内の見学、魚河岸横丁のお店、どこも海外から来られた方がたくさんいらっしゃいました。ここは日本？と思ってしまうほどです（笑）。魚河岸横丁の老舗刃物店では、外国の方が立派な鋼の包丁を買おうとしていて、お店の方は使い方や手入れが大変だとアドバイスしていたんです。でも、その方は「この包丁がどういうものか知っているから大丈夫」と答えていて、思わずおぉ！と感心してしまいました。今回の取材を通して、築地は日本の食文化を支えている所だと感じることが多かったのですが、世界に向けて日本の食文化を発信している所でもあるのですね。