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第1361回
6000人の命のビザ
杉原千畝 もうひとつの真実

2015年7月4日 夜9時〜

突然ですが、ここではベーグルについてご紹介!日本でも人気のあるベーグルといえばニューヨークが有名ですが…、実は、そのルーツはポーランドにあるんです。

私たちが知っているものと少し違う“元祖ベーグル”を発見!

放送ではご紹介出来ませんでしたが、今回はベーグルのルーツを求めて、ポーランドにある元祖ベーグルについても取材しました。それが「オブバジャネック」と呼ばれるリング型の形をしたパン。

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「日本で売られているベーグルはしっとりとした印象がありますが、
元祖ベーグルは思いのほか、軽くて食べやすいです。
何よりその大きさにびっくり!顔の大きさぐらいあります」(坂本さん)

でも一体どうして、この「オブバジャネック」がベーグルのルーツなのか…?実はこれをニューヨークへ伝えたのが、当時、ポーランドに大勢住んでいたユダヤ人たち。ポーランドのパン職人の半分はユダヤ人でしたが、1880年代、東欧で始まったユダヤ人に対する迫害を受けて、多くのユダヤ人がアメリカへと渡ります。そしてニューヨークでこのパンの形を進化させていきました。当初彼らは、ニューヨークのユダヤ人コミュニティーで細々とベーグルを作っていましたが、1980年代に入るとニューヨーカーに知られるようになって大ヒット!やがて海を渡り世界中に広まりました。

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今回、本場のベーグルを頂こうと訪ねたのは、ニューヨークの金融街にある大人気のベーグル屋さん「LEO’S BAGLE」。まだ朝8時だというのに、既にお店の外まで長蛇の列!

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スモークサーモンをはじめ、中に入れる具材を自分でチョイス出来るのですが、
お店の人のイチオシはなんと、ネギとニンニクを練り込んだクリームチーズのベーグル。焼きたてのベーグルと、爽やかなクリームチーズの相性は抜群です。

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実はこのベーグル店を取材した日は、今回の物語の主役であり、杉原千畝のビザによって助かった少女・シルビアさんにインタビューをさせて頂く日でもありました。ベーグル店を後にすると、その足でニューヨークの真ん中で暮らすシルビアさんのもとへ。そこでシルビアさんが用意していて下さったランチが何とベーグル(笑)。ニューヨーカーは本当にベーグルが好きなんですね。

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