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第1353回
江戸のゴールデンウィーク
欽ちゃんと海南江ちゃん おもしろい江戸を探しに行こう!

2015年4月25日 夜9時〜

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竹内 海南江(たけうち かなえ)

「世界ふしぎ発見!」で訪れた国は100ヶ国を突破!!104ヶ国に!!!
CM、文筆業またトラベルリュックや帽子のプロデュースなどでも活躍中。著書にエッセイ『おしりのしっぽ』『お姫様と山男』(集英社be文庫)、短編小説集『アフリカの女』(幻冬舎文庫)、中編小説『うたかたの月』(幻冬舎)、散文写真集「グリオの唄」(ブルースインターアクションズ)。
オフィシャルウェブサイトは「Kanana Kingdom」
ミステリーハンターは今回で270回目(スペシャルの回は含まず)。

江戸の人たちが楽しんだ旅とは、どんなものだったのでしょう?ウキウキワクワク出かけた先は?旅先でのお楽しみは…?今回は、ミステリーハンター・竹内海南江さんがそんな江戸の旅へ!素敵な旅の道連れも登場します!

今回は江戸の旅に注目!
お江戸にゴールデンウィークがあったなら…?

当時は基本、徒歩で旅することになりますよね。本当は富士山やお伊勢参りに行きたいけれど、そうすると時間もお金もかかってしまう。そこで10kmくらいは歩けるかなと考えて、1泊2日で行って帰ってこられる場所へ出かけたようです。私たちも手軽な日帰りバスツアーなどで、ちょっとどこかへ行きたくなりますよね?あの感覚だと思います。時短だけれど、その先々には美味しい物があったり、ご利益があったりする場所へ(笑)。今のバスツアーにパワースポットやグルメが組み込まれているのと同じなんです。じゃあ、そこは実際どこだったのかな?ということで、今回は江戸っ子になって旅に出ます!

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江戸時代は何でも番付にするのが流行!
人気ランキングに入っている注目スポットを巡ります!
町のにぎわい番付で小結に選ばれたエリアには、勝負運のご利益がある神社も

またロケのタイミングがお花見の季節だったので、番組では本当に美しい景色も楽しめると思います。今、世界的にハナミがブームになっていますが、特に上野にはびっくりするほど外国の人が!やっぱり花を愛でるというのは、国籍に関係ないんですね。でもござを敷いて、ご馳走を用意して、お酒飲んでという、お花見の文化を持つ民族はそんなにいないのでは…?日本のお花見は、江戸も今も繋がる、やっぱり文化なんですよね。

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江戸が見えてくる特別なコースを発見?

隅田川で提灯を下げた屋形船に乗って、桜を眺めながらの宴会…。というのは体験したことがありましたが、今回はもっと細くて、江戸時代からの水路を巡る旅へ…。これがすごく新鮮でした!東京の景色を下から見られるんです。ビルの表ではなく全て裏側で、「ここって東京?」という不思議さがありました。東京だと言われなければちょっと分からないし、桜がちょうど満開で、水路の川幅が狭いから、両岸から桜が両手を伸ばしてくるような中を静かに進んで行くんです。途中、案内してくださる方が「昔はこの先に米蔵があって…」などの説明もして下さって。その水路は元々生活用水で、木材を運ぶなど用途があって作られたもの。だからそこを通ることで、江戸の暮らしに直結しちゃうんです。

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江戸は水路で結ばれた町だった!
「地面を歩いていても分からないけれど、橋の名前には江戸の頃そこで
何が盛んに取引され、商売されていたのかが残っていました。
川から見ると江戸が分かる、というのが分かりました!」(竹内さん)

ただ水路は海に直結しているから、潮の満ち引き気があって、水底が浅くなると船は通れないし、水位が高過ぎても船の天井が橋にぶつかってしまうんです。水路は江戸のままだから、今そこを思い通りに進んでいけるわけではないんです。すると案内して下さる方「残念、今日はここまでです」と引き返すことに。そういう自然もダイレクトに感じられました。
普段使っている道路や橋から、川を意識して見ることってそうないと思います。何度も通ったことのある道なのに、その下にある水路を通ったら「え?え?」と全然違う様子に!それは江戸と東京の境目…、という感じでした。

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