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第1347回
乾燥大陸オーストラリア
水を巡る冒険

2015年2月14日 夜9時〜

標高1000mの岩山の間に温帯雨林が生い茂る、世界自然遺産「ブルーマウンテンズ」。シドニーから西へ70km、オーストラリア東部の海岸沿いに、南北約4000kmにわたり連なるグレートディバイディング山脈の南端部に位置します。
ブルーマウンテンズでは、ミステリーハンター・出水麻衣さんが挑戦したキャニオニングのほかにも、この場所ならではの体験が色々!そんな見どころ、楽しみどころの一部をご紹介します。

ブルーマウンテンズの象徴
展望台「エコーポイント」からの眺め

眼前には、ブルーマウンテンズの象徴とされる三本の柱の様な岩、スリーシスターズや断崖絶壁。そして谷間に深い森が広がるダイナミックな光景に圧倒されます。夏の晴れた日には、番組のクエスチョンでご紹介した、この場所がブルーマウンテンズと呼ばれる理由となった現象(ユーカリの葉に含まれる油が太陽の熱で蒸発し、光を屈折させて山々が青く霞む)も見られるかもしれません。
スリーシスターズは、10分程のウォーキングトレイルで、近くまで行くことが出来ます。さらにその先へ進み、崖沿いにある900段の階段を下った場所から続く2時間程のウォーキングトレイルは、鬱蒼としたユーカリ林や温帯雨林の森を楽しめるルート。ミステリーハンター・出水麻衣さんが体験した“シーニックレイルウェイ”があるシーニックワールド(下記)へ向かうことも出来ます。

(イメージ)

スリーシスターズ

乗り物のアトラクションで自然を満喫!
「シーニックワールド」

ミステリーハンター出水さんが乗り込んだ、斜度52度という世界一急勾配のトロッコ列車“シーニックレイルウェイ”。「シーニックワールド」では、そんな乗り物アトラクションで大自然を体感出来ます。シーニックレイルウェイで、ジェットコースターの様な気分を味わいながら谷底まで下りれば、2億5000万年前から存在するシダ類が生い茂り、太古の地球の姿を残す森が!また床がガラス張りになっているロープウェイ“シーニックスカイウェイ”は、シーニックワールドの対岸にある、カトゥーンバフォールズ駅との間を往復。片道720mを移動中…、足もとをのぞけば270m下の谷底!シーニックレイルウェイと組み合わせて乗れる“シーニックケーブルウェイ”も。
◇シーニックワールド
営業時間9:00〜17:00
1日アトラクションチケット 大人35$、子供18$
(2015年2月現在)

(イメージ)

迫力満点のシーニックレイルウェイ

世界最古の鍾乳洞「ジェノランケープ」

断崖絶壁や生い茂る太古の森、ダイナミックな滝のほかにも、ブルーマウンテンズで注目されるのが、世界最古の鍾乳洞「ジェノランケーブ」。
ブルーマウンテンズの中心地カトゥーンバから約90kmの場所に、なんと3億4000万年前から存在したという洞窟群です。現在観光客に開放されているのは11の洞窟で、最も一般的なのは1860年に発見されたルーカスケーブ。高さ50m以上の巨大鍾乳洞ホールがあり、荘厳な様子からカテドラルと言われています。

ブルーマウンテンズへのアクセス

ウォーキングトラックが広範囲に点在するブルーマウンテンズ。到着後のアクセスを考えて最大都市シドニーからレンタカーを借りるほか(シドニー中心部からブルーマウンテンズの中心カトゥーンバまでは、車で1時間半〜2時間程)、シドニーセントラル駅から出ている電車を利用(約2時間)し、現地では1日乗り放題の周遊バス(主要観光地や人気ウォーキングルートへ)を利用する方法も。

(イメージ)

乾燥した大陸が秘めた奇跡の場所では色んな体験と感動が!

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